日本人にとっての香港の音楽は、いわゆる「四天王」や張國栄(レスリー・チャン)などといった時代でアップデートが停滞している感じがあります。実際には、近年はいろいろなミュージシャンがいて、広東ポップもより多彩な音楽になりました。 タワーレコード渋谷店の7階では「香港音市」という特設コーナーを設置して、時代やジャンルにとらわれない形で、バラエティに富んだ音楽を紹介しています。この企画の総合プロデューサーは、孫曉賢(ケンディ・スウェン)というシンガーソングライターです。香港音市が始まるのを記念して、同レコード内にあるイベントスペースでアコースティックライブが開催され、香港で活躍する日本人作曲家の波多野裕介とのコラボレーションという形で行われました。
