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ブックマーク / tsutawarudesign.com (2)

  • 配色のバリアフリー

    同じものを見ていても見え方は人それぞれ。人のものの見え方は非常に多様です。代表的な例では、色の見え方が異なる色覚多様性が知られています。日人では、90%以上の人はC型色覚(あるいは一般色覚)をもち、男性では20人に1人、女性では500人に1人程度は、それ以外の色覚をもっています(P型、D型、T型など)。C型色覚の人は簡単にいうと虹色を7つの色に分離して認識することができますが、それ以外の色覚の人は同じように色を認識することができません。そのため、信号の3色の色分けや、危険や警告を表すために使われる赤色などは、C型以外の色覚をもった人にとって認識しづらい場合があります。つまり、色覚多様性に配慮されていない配色は、製品の利用や情報の理解を妨げる障害になってしまいます。他にも、感覚過敏をもつ人の中には、発色の強い色やコントラストの強い色の組み合わせ、たくさんの色が使用されているものは刺激が強す

  • 文章の作り方 - 伝わるデザイン 研究発表のユニバーサルデザイン

    研究者や研究に関わる大学生や大学院生は、一年を通じて研究室ゼミや学会などで研究成果の発表を行なわなければなりません。また、近年、科学者でない人たちに対する一般向けのプレゼンや講演(アウトリーチ活動)の機会も増えてきています。他にも、研究論文や報告書を書いたり、研究費調達のために予算申請書やプロジェクトの提案書を作成したりすることも、研究者にとって欠かせない仕事です。これらはいずれも情報を他者(研究仲間や審査員、一般市民)へ伝えようとする行為であり、正確かつ効果的な情報の発信が望まれます。しかし、自己流で資料を作成して、闇雲に情報を発信していても、スムーズに情報は伝わりません。ときには誤った情報が伝わってしまい、研究の価値を正当に評価してもらえないことさえ起こりえるのです。 情報を正確にかつスムーズに他者に伝えるためには、情報をデザインすること、つまり文章を読みやすく整えたり、図表を見やすく

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