最近Rubyの著名デベロッパのakrさんがAPIデザインケーススタディという書籍を出版された。隙を見ては読んでいるのだけどこれが激烈に面白い。 役にも立たない一般原則とかいっさいすっ飛ばし、実例実例、また実例である。そしてすべての例がOSの制限やら過去との互換性やらいろいろな都合でトレードオフを勘案しながら取りうる選択肢のなかでのベストを見つけていくという題材になっているので話がどれもこれもが超面白い みんな買おう。 それはさておき、一点だけちょっと微妙な記述をみつけたのでメモっておく。 P128からはじまる Column async-signal-safe関数 だけど また、実際のところ、子プロセスでasync-signal-safeでない関数を使用するのは、珍しいことではありませんでした。たとえば、ネットワークサーバの作り方の一つとして、クライアントからの接続のたびにforkを行い、子
