セッションでは、『あつまれ どうぶつの森』のプロデューサー・野上 恒氏と、ディレクターの京極あや氏により、『どうぶつの森』の歴史を振り返りながら、『あつまれ どうぶつの森』に至るまでの、ゲーム自体の変遷、開発体制の変遷について語られた。 2021年4月で20周年を迎えるシリーズであることもあり、内容も濃く、リポート自体も長めなので、じっくりと読み進めてほしい。 初代『どうぶつの森』のコンセプト 本題に入るその前に、野上氏は『どうぶつの森』シリーズは“かわいいどうぶつたちとのんびり暮らすゲーム”、“小さい女の子向けのゲーム”と思っている人も多いのでは? と視聴者たちに質問。『あつまれ どうぶつの森』のプレイヤーデータを例にすると、じつは男女比はほとんど同じで、しかも20代前後のプレイヤーがもっとも多いことを明かした。 といっても、これは2020年7月と、発売から数ヵ月経った時点でのデータ。野