このブログエントリはカーネル/VM Advent Calendar 2013 25日目の記事です。 前回、カーネル/VM探検隊で「バインディングさえあればスクリプト言語でもゲストOSローダを実装出来る」という話をちらっとしました(資料)。 今回の記事では、ゲストOSローダではなくてもっと実験的な、簡単なアセンブリコードをRubyスクリプトからハイパーバイザへ投入する仕組みを実装したのでこれを紹介します。 ruby-virtualmachine ruby-virtualmachineというgemを作成しました。 これを用いて、任意のアセンブリコードをアセンブル・ロード・VM上で実行、までの一連の処理をわずかな行数のRubyスクリプトで行えます。 インストール BHyVeが正常動作するFreeBSD 10.0以降の環境が必要です。 インストールコマンドは以下の通りになります。 $ gem in