本記事はsudachiclone-rs開発の続編であり、Rustのコードをwasmにし、WebWorker内で状態を持ったまま使いつつ、Typescriptで開発する、ということをやる場合にハマりそうなところに悉くハマった気がするので、その備忘録です。 成果物 レポジトリ: Rustで開発したsudachiclone-rsをwasmにコンパイルし、WebWorker内で動くようにしたもののデモ。 デモページ: 上記をhostingしています。pipから辞書を取ってきてブラウザ上のみでわかち書きできるデモ。 使ったツール群 typescript-definition Rustのstructやfunctionからtypescriptのd.tsを生成してくれる優れもの。crates.ioにあるのもを使っていないのは今のRustでは動かないから。(詳しくはissue参照) wasm-bindgen