図1 アップルの「iBookstore」は「iPhone/iPad」アプリである「iBooks」からアクセスし、好みの本をオンラインで購入できる。日本でのサービス開始時期は未定。 電子書籍の歴史は意外に古い。日本では世界に先駆けて2003年7月に松下電器産業(現パナソニック)が「Σブック(シグマブック)」、2004年3月にはソニーが「LIBRIe(リブリエ)」という電子書籍リーダーを発表し、それぞれ配信サイトを立ち上げた。しかし、ユーザーには支持されず普及には至らなかった。このようなことから、長らく電子書籍の世界は沈滞化していた。また、米国ではアマゾンが「Kindle」を2007年に発売したが、当時はヒットにはならなかった。 こんな状況は、2010年1月28日。アップルが発表したタブレットコンピュータ「iPad」の発表で一変した。この発表の中で大いに注目されたのは、iPadというハードウェ
2010年12月11日15:00 生き残りをかけて激突!電子書籍サイトが続々登場【電子書籍研究会】 カテゴリ 12月10日に発売となったソニーの「Reader」 ソニー「Reader」とシャープ「GALAPAGOS」が12月10日に発売され、電子書籍サービスもついにスタートした。前回の「シャープ「GALAPAGOS」とソニー「Reader」はどっちが買い?」で解説したように、電子書籍を新たなビジネスとして見ているわけだが、ソニーやシャープ以外のメーカーも、このビジネスチャンスをねらっている。今回は、電子書籍が普及する要ともなる、電子書籍サイトにフォーカスしてみた。 「Reader Store」は「Reader」専用のストアだ ■Reader Store ソニーがReader向けに展開する電子書籍ストアで、スタート時から約2万冊以上の書籍を提供する。ブックリスタなどと連携し、文芸、小説、エッ
「紀伊國屋書店BookWeb」内に「電子書籍」コーナーを開設。初の電子化や本サービス先行配信タイトルなども含まれる 紀伊國屋書店は10日、電子書籍サービス『紀伊國屋書店BookWebPlus』を開始した。講談社や光文社、扶桑社、岩波書店、河出書房新社などの出版社が参加、当初は約1,100タイトルを揃える。まずはパソコン向けに提供し、その後は第2弾としてiPad/ iPhoneでも展開していく。 紀伊國屋書店BookWebPlusは、紀伊國屋書店が手がける電子書籍配信サービス。まずはオンライン書店「紀伊國屋書店BookWeb」内の「電子書籍」コーナーでダウンロード販売を開始する。電子書籍フォーマットはXMDFやドットブックなどタイトルによって異なり、それぞれ対応するビューアの導入が必要になる。利用には紀伊國屋書店BookWebの会員IDが必要。決済方式はクレジット払い、ファイルの再ダウンロー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く