FIA世界ラリー選手権(通称WRC)に参戦している日本メーカーは、現在、トヨタだけですが、過去にはスバル、三菱、日産、マツダなども参戦していました。日本車のWRC全盛時代を知っている方ならご存知かと思いますが、現在のWRCマシンは、当時よりもコンパクトになっています。その理由を解説しましょう。 文・赤井福 WRCの歴史は1973年まで遡ります。それまで各地域で開催されていた選手権をFIA(世界自動車連盟)が統合し、世界選手権として開催されました。 日本人に馴染みが深いのは、トヨタ、スバル、三菱などが参戦していた1990年代ではないでしょうか。当時は、セリカ、インプレッサ、ランサーエボリューションが活躍していた時代でした。WRカーのベースとなった市販車は、比較的安価に購入できたため、大変な人気がありました。 その後は、レギュレーションの変更や、メーカーやスポンサーの懐事情によって、日本メーカ
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