どっちがホントなんだと思ってしまったが、どっちも本当であった。 朝日が伸び悩みと表現したのは、2011年度が2倍以上の伸びだったのと、「MM総研は12年度の出荷台数を93万台と予想していた」という点にある。 産経の方は、そうした分析はしておらず、「アマゾンと楽天の“宣伝合戦”の効果」でこれだけ伸びたというトーンで書かれている。しかも「読書の専用機である電子書籍端末は、他の機能も併せ持つスマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット端末に押され、「拡大し切れない」(MM総研)との見方はあるものの」「13年度は12年度比10.6%増の52万台になるという」との見通しを伝えている。 ちなみに13年度の見通しに関する朝日の記述は「13年度の出荷も12年度比10・6%増の52万台にとどまる」という悲観的なトーン。 同じ数字を同じニュースソースから引いて、評価は正反対な印象だ。 MM総研自身のレポートの
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