ワシントン(CNN) トランプ米大統領は就任から100日目の節目を迎えた29日、ホワイトハウス記者クラブが首都ワシントンで開催した恒例の夕食会に出席せず、東部ペンシルベニア州で支持者らを前に演説した。 トランプ氏は選挙戦さながらの集会で、「ワシントンの泥沼から100マイル(約160キロ)以上離れたこの場所で、ずっと大勢のはるかに良い人たちと今晩を過ごす。これ以上にうれしいことはない」と述べ、選挙で掲げた公約を実行に移していると強調した。 夕食会は毎年、ジャーナリズム分野の奨学金の資金集めを目的に著名人らを招いて開かれてきた。現役の大統領が欠席するのは、1981年に暗殺未遂事件で負傷したレーガン氏が出席を見送ってから初めて。ただレーガン氏は当時、電話でメッセージを寄せていた。 この日の夕食会ではホワイトハウス記者クラブのジェフ・メイソン会長が、メディアを「国民の敵」と非難しているトラン