人格コピーAIは21世紀の写真? “亡き妻のAI再現”で受賞の松尾Pと「AIの遺電子」山田胡瓜が考える「デジタル人格」のこれから(1/5 ページ) 魂を吸われる、画家の仕事が奪われる──。19世紀に発明された「写真」に対しては当初こんな拒否反応もあったように、新技術には問題や反発も付き物だ。 この10年ほどで飛躍的な進化を遂げたAI。これが実在する人物の特徴あるいは人格を再現できるようになると、それは「21世紀の写真」といえるのではないだろうか。そう考えているのは、アニメ「AIの遺電子」原作者の山田胡瓜さんだ。 亡き妻の面影をAIを駆使して再現する取り組みで「第1回 AIアートグランプリ」の最優秀賞を受賞した「松尾P」こと松尾公也さんと、実際にデジタルで再現した奥さんを見て何を感じるのか、こうした「デジタル人格」をどう扱っていくべきかを議論した。 AIの遺電子の根底にある「2つのやばさ」と
1980年代の中国は、改革開放の初期ということもあり、一時期、非常に親日的だった。 この頃に日本語を学んだり、日本で学んだ中国人は、特に反日教育の影響も少なく、日本への偏見も少なく、日本人にとって付き合いやすい人が多い。たとえば石平さんも、その中の一人である。 私の友人にも、80年代に中国の大学で日本語を学んで、日本人と結婚して、日本に移住して、帰化した元中国人がいるのだが、ある日彼と食事をしている時に、「変なこと」を言い出したのであった。 戦前の日本は天皇親政だった? 友人は、日本に帰化するぐらいだから、日本が好きで、日本の社会、文化も好きで、民主的で自由なところも気に入っているわけだが、彼と中国の民主化やら現在の一党独裁体制などについて話し合っている時に、 「でも、日本だって民主化して、議会政治が始まったのは戦後のことじゃないですか」 …と言い出したのである。 大日本帝国でも選挙はあっ
東京都内で生活に困窮する人たちへの食料支援活動「フードバンク」を利用する人の中に、企業の正社員の姿が見られるようになっている。豊島区で活動する支援団体の調査では、2022年秋以降、正社員の割合が2割程度になった。非正規社員より賃金が高く、雇用が安定しているとされる正社員だが、物価上昇による実質賃金低下で、困窮する人が出ているものとみられる。 【写真】大量廃棄の危機 牛乳消費を応援 首都圏の学生らが運営する「フードバンクキャラバン」(冨永華衣(はなえ)代表)は21年9月に活動を始めた。豊島区を中心に米や野菜、生活用品を配布する。新型コロナ禍で困窮する学生が利用者の中心とみていたが、実際にはシングルマザーや非正規で働く女性が利用していた。 ◇正社員の割合 2割程度に 延べ7回開催する中で、アンケート調査を実施した。22年4月には、170人の利用者のうち回答した158人では、非正規は53人、正社
ジャージが制服の中国で、“JK制服”が人気に 中国における「JK制服」は、インターネットやソーシャルメディアの普及と共に、日本アニメやAKB48、日本の青春映画等に触れた若年層の間で流行している。 アジア圏では学校で制服の着用を求められることが珍しくないが、中国においては制服とは通常運動ジャージであり、そのため、アニメや映画で目にする日本の制服が新鮮に映ったのかもしれない。当初はコスプレの一環として受け止められていたが、徐々にサブカルチャーのひとつに成長した。 実際に中高時代、日本で制服を着たことがある人間からすると、中国の「JK制服」は実際の制服よりカラフルなものが多く、現実離れしたものに感じられる。可愛らしさが強調されており、実際の制服というよりは、アニメや漫画の登場人物、あるいはアイドルが着る制服を参考にしているようだ。 アンケート回答者より提供 SNSサイトWeiboでは愛好家が1
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