志賀原発。原子炉建屋の3分の2は地下に埋設されているため巨大に見えない。実際の姿は隠されているのだ。=10日、志賀町 撮影:田中龍作= 震度7の地震が206人もの命を奪い、住民の生活がズタズタになった能登半島。北陸電力の虎の子は日本海に向けてグロテスクな姿をさらしていた。 有識者会議が直下に活断層があると指摘したにもかかわらず、原子力規制委員会が「活断層ではない」とチャブ台返しをして、無理くり動かそうとしているのが、志賀原発である。 1999年志賀原発1号機は臨界事故を起こしたが、北陸電力は8年もの間、事故を隠していた。ウソをつく会社が原発を動かしているのだ。 発災直後、原発周辺の線量を計測するモニタリングポストが20カ所で動かなくなっただけに不安このうえない。 ところが、昨年11月、経団連の十倉会長が志賀原発を視察し「一刻も早い再稼働を願っている」と狼煙をあげたため、震災後も岸田首相は原
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