●ビジョナリーが夢見るのは数百年後の世界 数年先のPCや家電の規格とか、Webやケータイの新しいサービスとか。IT業界の大きなテーマが、本当はいかに小さいか、この人に会うとよくわかる。 “この人”とは、アラン・ケイ(Alan Kay)氏。メインフレーム主流の時代に、パーソナルでダイナミックなメディア「Dynabook(ダイナブック)」を構想し、先進的アイデアを詰め込んだワークステーション「Alto(アルト)」の開発でも中心的役割を担った伝説的人物。未来を予測する最良の方法は未来を発明することだとの名言を自ら実践してきた、最高のビジョナリーの一人だ。 だが、著名な学者やビジョナリーの中でも、ケイ氏はちょっと毛色が違うように思う。米国のビジョナリーには、起業したり企業の顧問になったり、あるいは自分の大学への企業の寄付集めに熱心だったりと、ビジネスと深い関わりを持つことで自分のアイデアの実現を図
ソニーから3.5インチフロッピーディスクを記録媒体に採用した、異色のデジタルカメラ「デジタルマビカ MVC-FD5」が発売された。 いまやメモリーカード採用機が主流だが、デスクトップパソコンに気軽にデータ転送できるわけではなく、カードドライブや専用ソフトによるシリアルケーブル転送、IrDAなど、いずれも決定打とはなっていない。 そこで登場したのが、もっとも普及している3.5インチフロッピーディスク(2HD 1.44MB)を採用することで、パソコンへのデータ転送の容易さと記録媒体のランニングコスト低減の両方を一挙に解決し、「カードドライブを買うのも、専用ソフトやケーブル転送もイヤ!」という、幅広いユーザーをターゲットにしたのが、本機の最大の特徴だ。 【編集部注】 価格、スペックなどは関連記事をご覧ください。 MVC-FD5の本体写真以外はすべてMVC-FD5の製品版によって撮影されたサンプル
ぷらっとホーム会長 本多弘男氏。'98年12月19日、「BeOS Release 4 日本語版」発売時 「本多のおやじさん」として親しまれた、ぷらっとホーム会長の本多弘男氏が、2008年6月6日、永眠した。享年64歳。 駆け出しの頃から秋葉原を訪れては、特徴のある「だみ声」に接し、取材ネタとともにたくさんの「元気」を頂いた。 まさに、秋葉原の名物おやじだった。 ●ラジオデパート地下1階に本多通商の店舗を構える 本多さんが'61年に創業した本多通商は、ラジオデパートの地下1階に店舗を構え、その後、店舗数を拡大しながら、中部本多通商や九州本多通商などの関連会社も設立した。 オリジナルに開発したアップルIIの完全コンパチキットなどの、いまでいう「怪しい」ものもたくさん扱っていた。それがマニアには魅力的でしかたがなかった。 その後、会社を閉めることになり、栄電子に入社。同社直営の店舗「ぷらっとホー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く