<概要> 生命の最も基本的なプロセスの一つが捉えられた。 水分子がどのように電気を伝えるのかについての研究が始まって200年以上、ついにある研究チームによって、その現象が直接捉えられた。 水が非常に良く電気を通すという話は特に驚くことではなく、ほとんどが小学生くらいから教えられてきた事実だ。しかし、それほど基本的なプロセスであるにもかかわらず、誰もそれが原子レベルでどのように起こっているのかを把握していなかった。 エール大学のMark Johnson率いる研究者たちは、分光法を使って水分子が陽子を伝達するのを目撃することに成功した。 興味深いことに、あなたの周りの世界で見られる水は高い伝導率を持つが、実験室の外ではほとんど見られない完全な純水は、自由電子が不足しているため電気を通さない。 しかし、自然界にあるほぼすべての水は、水分子をイオン化して電流を流すことを可能にする堆積物やミネラルと