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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/mugi411 (2)

  • 女性君主 - トーキング・マイノリティ

    ジェンダー史観者からすれば、女の王や領主もいた欧州に比べ、わが国は封建制度ゆえ女は政治に関与できなかったと言う。天皇の男系優先もその流れを組んでいると「自省史観」論者・保坂 正康氏も指摘する。保坂氏が同性の裏切者かどうかはさて置き、儒教圏は問題外だが、アジアにも女性君主が活躍した例外的な国もある。インドだ。 インド史を聞きかじった方なら、19世紀半ばのセポイの反乱時の勇敢なるラーニー(女王)ラクシュミー・バーイーをご存知だろう。現代インドにある銅像ではサリー姿で剣を振り上げているが、実際は絹のブラウスに乗馬ズボンという西欧風のいでたちで戦っている。彼女と共闘するはずがイギリス側に寝返ったラージャの部下で、彼女側に付いて戦った兵士もいる。 何も西欧の侵略時だけでなく、ラクシュミー・バーイーの先輩に当たる女性君主は他にもいる。ムガルのアクバル帝(在位1556-1605)に自ら軍を率い戦ったのは

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    mangakoji
    mangakoji 2018/02/17
  • サティー/焼殺される妻たち その① - トーキング・マイノリティ

    インドに関心がない方でも、この国にサティーと呼ばれる未亡人殉死の恐るべき因習があったことを耳にされたかもしれない。独立後、サティーは消滅したと思いきや、今から20年程前に「サティー復活」として衝撃を与えた事件が起きている。私も以前この出来事を新聞のベタ記事で見たが、最近その詳細を知り、改めて慄然とさせられた。 1987年9月4日、18歳のループ・カンワルは病死した夫の遺体と共に生きながら焼かれる。8ヵ月にも満たない結婚生活だった。この事件が起きたデオララ村は、俗にピンク・シティーと呼ばれる有名な観光地ジャイプル(ラージャスターン州州都)から車で90分の所にある。カンワルは死後女神として讃えられ、村は巡礼地となり、25~30万人もの人々が詰め掛けたと言われる。この村は寒村どころか、識字率も低くなく、カンワルは高卒の女性、夫は理工系大学を卒業、医師を志望していた。夫の父は修士課程を修了した公立

    mangakoji
    mangakoji 2018/02/17
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