家系図を見ていくと紫式部の子孫たちが今上天皇にもつながっていくという。写真は天皇皇后両陛下並びに愛子内親王殿下(令和6年1月1日) (デイリー新潮) 貧乏貴族だった「まひろ」一家だが 大河ドラマ「光る君へ」序盤では、「まひろ」(紫式部の劇中での呼び名)やその父が金銭的にも地位的にも恵まれない生活をする様が描かれている。しかし今日、家系図を見ると意外なほどに紫式部の子孫たちが繁栄していることがよく分かる。たどっていけば今上天皇にもつながっていくのだ。 女性を中心に系図を読み解いた『女系図でみる驚きの日本史』(大塚ひかり著)から、紫式部の子孫とその周囲の人間模様を見てみよう。(前後編記事の後編・前編〈紫式部の名前が不明なのは「ストーカー対策」だった? 女系図で分かる意外な血縁関係〉では、名前の秘密に迫る) *** 母の名だけ記される 紫式部の「名」によって最も恩恵をこうむったのは一人娘の賢子だ
![「光る君へ」紫式部の子孫は今の皇室へとつながっていく 女系図でみる日本史の真実](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c5cb70bb58f9ff9b1d15162ca52e78a4a38fd316/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.news.goo.ne.jp%2Fpicture%2Fdailyshincho%2Fm_dailyshincho-1145232.jpg)