_ @t_wadaとケントベックのテスト駆動開発 長らく絶版となっていたケントベックのテスト駆動開発(入門)が、オーム社から装いと訳者もあらたに再刊されて、しかも嬉しいことに、編集の森田さんから頂けたので早速紹介する。 くだくだしいことなどは後のほうで書くことにして(このページ群はおれにとってはその時考えたことなどを記す日記でもあるからだ)、まず本書の要点について書く。 原著は2003年、本書はそれの翻訳なので15年以上の歳月を経た準古典だ。何についての準古典かといえば、題名からわかるように開発についてで、なんの開発かと言えばプログラムだ。 一言で言えば、1人でプログラムを開発するときに、どのように開発へのモチベーションを維持しながら、開発そのものをゲーム化して楽しみながら(まあ、1人でプログラムを開発しようとした時点で、それはゲームなのだが、さらにルールをいくつか導入することでゲーム性を