ロシアによるウクライナ侵攻を巡り、アニメ業界にもウクライナ支持の声が拡散し始めた。米国で制作、放送されたコメディーアニメシリーズ「ザ・シンプソンズ」の公式ツイッターが26日に更新され、登場人物の一家5人がウクライナ国旗を掲げるイラストを投稿。イラスト1枚だけの短文メッセージながら、公開7時間程度で13万9000件を超える「いいね!」が寄せられるなど反響が相次いだ。 この投稿に対し、フォロワーからは「この(イラストの)表情は私の感情そのものだ」「ウクライナは決して孤立してはいない」などと賛同する声のほか、「ウクライナへの支持表明は素晴らしい。でも、米軍が他国の主権の脅威となる場合にやっていただろうか」などと批判的な声も寄せられた。さらに「シンプソンズが茶化し無しでやるって相当な事だぞ」などと深刻に捉える声も上がった。(写真はAP)
Published 2022/02/26 12:33 (JST) Updated 2022/02/26 14:40 (JST) ロシア軍は24日、ウクライナに侵攻し、首都キエフなどの軍事施設をミサイルで空爆した。ウクライナ出身で、埼玉県上里町帯刀にある菅原神社の権禰宜(ごんねぎ)梅林テチャナさん(39)は「信じられなかったし、今でも信じられない」と悲嘆する。現地に住む親戚の無事は確認できたものの、「一日でも早く平和な生活に戻ってほしい」と切に願っている。 テチャナさんはウクライナで最も西にあるザカルパチア州出身。キエフ国立大学で日本語を専攻し、同神社の禰宜で当時日本語を指導していた夫の正樹さん(49)と知り合った。2009年に来日し、英語塾や貿易事務で働いていたが、「主人を少しでも手伝いたい」と神職の道に。同神社では英語とウクライナ語の御朱印も頒布する。外務省研修所の非常勤講師を務めており
エストニア大使館の公式ツイッターがTBSに対し、強烈な不快感を示した。 問題となっているのは、24日放送の「TBS NEWS」が報じた「旧ソ連のバルト3国共同声明〝ロシアをスウィフトから排除〟呼びかけ」の記事。そこには、ウクライナに侵攻したロシアを国際銀行間通信協会「SWIFT」から排除するよう〝旧ソ連の構成国〟という表現で、エストニア、ラトビア、リトアニアのバルト三国が共同声明を出したことを報じた。 これを「TBS NEWS」の公式ツイッターがツイートすると、エストニア大使館の公式ツイッターがリプライで反応。 「TBSさん、またですか..いいかげんエストニア、ラトビア、リトアニアを〝旧ソビエトの国〟と呼ぶのはやめてもらえます?」と不快感を露わにした。 続けて「歴史的にも法律的にも不正確な呼び方です」と指摘した上で「バルト諸国はソビエトの継承国家ではないです」とキッパリ否定。 そして「2月
「ホンダジェットでっかいバージョン」は衝撃でした。 37機を納入 Hondaの航空機事業子会社の米国ホンダ エアクラフト カンパニー(HACI)が現地時間2022年2月23日(水)、同社の主力商品のビジネスジェット「HondaJet(ホンダジェット)」シリーズの2021年納入数が、小型ジェット機カテゴリーにおいて5年連続で世界第1位を達成したと発表しました。 「HondaJet Elite S」(画像:ホンダ エアクラフト カンパニー)。 「HondaJet」の2021年納入数は37機。現在同シリーズは北米、欧州をはじめとする各国で200機以上が運用されているといいます。HACIの藤野道格取締役社長は、「多くのお客様にHondaJetを選んで頂いたことをとても嬉しく思います。5年連続でデリバリー数No.1という結果は、HondaJetの革新技術や性能の高さに加えて、お客様に提供するサービス
1947年2月28日、台北の市場で民衆と官憲との争いをきっかけに、抗議・暴動が台湾全土に広がった。国民党政権は力での鎮圧を選び、およそ3万人が殺害されたとも言われる二・二八事件。日本で暮らす二・二八事件の被害者たちの子孫は、事件から75年を経て、それぞれが新たな決意のもとに、家族を襲った悲劇との向き合い方を探し求めている。3回のシリーズでお届けする特集「二・二八事件と日本」。1回目の筆者は沖縄県在住の青山恵昭さん。漁業移民で台湾に渡っていた沖縄出身者の多くが、事件に巻き込まれていた。青山さんは基隆で事件に巻き込まれて失踪した父の被害認定を求めて法廷闘争に訴えた。 予想していなかった勝訴 台北高等行政法院(裁判所)は、2016年2月17日、父・青山惠先は二・二八事件の犠牲者であるとして賠償するよう命じ、原告・青山惠昭の訴えを支持する判決を下した。判決を受けた瞬時、私は戸惑った。敗訴を覚悟し、
北京五輪に合わせて会談したプーチン(2月4日、北京) Sputnik/Aleksey Druzhinin/Kremlin via REUTERS ・「ウクライナ危機が台湾海峡に飛び火する」という説はよく聞くが、これには大きな矛盾がある。 ・「現地の要請」に基づいて軍事侵攻するロシアの手法は中国の論理と一致しない。 ・東西冷戦の教訓に照らせば、中ロの共通性にばかり着目するのは建設的ではない。 ロシアの侵攻が始まる前から「ウクライナ問題が台湾海峡に飛び火しかねない」という説はあちこちで聞いたが、中国とロシアをとにかくセットで扱う思考は状況認識をかえって誤らせかねない。 中国にとってのウクライナ危機 ロシア軍がウクライナ侵攻を開始した2月24日、中国の王毅外相はロシアのラブロフ外相との電話会談で「やむを得ず必要な措置をとった」というロシアの言い分に「安全保障上の懸念を理解する」と応じた。これが「
<ロシアの侵攻を受けて、反撃を決意する市民たちの希望と勇気は燃え続けることができるのか? ウクライナ第2の都市ハリコフの今を現場からレポート> ジーンズにジャケットを羽織った地元の男たちが、ウクライナ東部の都市ハリコフの街角で車からカラシニコフ銃と弾薬の木箱を降ろしていた。2月24日にロシアがウクライナへ侵攻を開始してから数時間。抵抗は既に始まっていた。 「怖くないとは言わないが、私たちの運命だ」と、機械工の男(安全上の理由から匿名)が言った。「ロシア人が待ち遠しいよ、地獄へようこそ」。また「私たちは戦闘に志願している」と、黒いスニーカーにスエットパンツの男が言う。「ウクライナのためなら死んでも構わない」 2014年と15年にドンバス地方でウクライナ軍と共に戦ったことがあるという数人の男は、私たちの話が終わるのを待って、武器を近くの建物に隠しに行った。 ウクライナ全土の複数の戦線でロシアが
ロシアは一体なぜ、このような振る舞いを起こしたのか。軍事評論家で、東京大学先端科学技術研究センター専任講師の小泉悠氏のインタビューの中から、その理由を読み解くヒントとなる、プーチン大統領のあまりに特殊な世界観についてここに再公開する(初出:2019年11月24日 以下、年齢・肩書き等は公開時のまま)。 ◆◆◆ ロシアのあまりに特殊な国家観 2019年6月、G20大阪サミットで開かれた米露首脳会談 ©AFLO 〈ロシアの行動原理を理解するためには「彼らの独自のルールブック」を知る必要がある――そう著書に記した小泉氏。まずは、その「あまりに特殊な」国家観について聞いた。〉 ――まずプーチン、そしてロシアという国は、いまの世界、そして国際政治の現場をどのように捉えているのでしょうか。 ソ連が崩壊して、スーパーパワーでなくなってしまったということが、ロシアにとってはわれわれが想像する以上に面白くな
ロシアの軍事侵攻に反対するデモが世界各地で行われる中、日本に住むウクライナやロシアの人々が都内で集会を開き、プーチン政権に抗議の声を上げました。 26日午後、JR渋谷駅前で開かれた抗議集会には、日本に住むウクライナ人など数百人が参加し、ウクライナの国歌を歌って連帯の意思を示しました。 そして「戦争をやめろ」とか「ウクライナを助けよう」と声を上げたほか、「プーチンを止めろ」と書かれたプラカードを掲げるなどして、軍事侵攻を続けるプーチン政権を非難しました。 集会に参加したウクライナの首都キエフ出身の女性は「戦闘が起きているせいで、キエフの人々は地下に隠れて外に出ることもできず、友達や家族のことが本当に心配です。どうかウクライナの人たちを助けて下さい」と涙ながらに訴えていました。 集会には、ウクライナへの軍事侵攻に反対する、ロシアの人々も駆けつけました。 日本に住んで6年というロシア人女性は「プ
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