ストライキ中に賃上げを求めるビラをまいたら勤務先から8千万円超の損害賠償を求められたとして、臨床工学技士の男性(31)と所属する労働組合が12日、勤務先に約1千万円の賠償を求めて大阪地裁に提訴した。憲法が保障する労働組合活動の自由を萎縮させる「スラップ訴訟だ」と訴えている。 【写真】提訴後に記者会見した原告の男性(中央)。「給料が低いから上げてと言っているのに、ストライキしたから8千万円を払えと言われれば、労働組合はどうしたらいいのか」と訴えた=2024年7月12日午後1時30分、大阪市北区、山本逸生撮影 男性は東京都中央区の医療法人が運営する大阪市内の精神科クリニックで労働組合の分会長を務める。訴状によると、男性ら組合員十数人は昨年8~10月に6日間、賃金の底上げ(ベースアップ)に応じない法人に抗議してストライキをして、クリニックの入るビル前で「2年昇給なし」「退職金ほぼ無」などと書いた
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