美しい景観が、外国人観光客に大人気の世界遺産・忍野八海。 ここ数年、問題となっているのが硬貨の投げ入れだ。多くの観光客が「願い事をするため」に投げ入れていて、その量は年に数回ダイバーが回収作業をしても追いつかない。硬貨が蓄積することで、水質汚染につながる恐れもあり、忍野村では看板増設とは別の解決策を模索しているという。 5年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金も 富士山の伏流水に水源を発する湧水池で、2013年に世界文化遺産に登録された山梨県の忍野八海。 この記事の画像(15枚) 富士山と青く澄んだ池が同時に楽しめることで有名なこの世界遺産がいま、「観光公害」に悩まされている。 23日に取材した際には、硬貨を投げ入れていた観光客が2時間の間に5組いた。 ”忍野八海への硬貨投げ入れ”は、文化財保護法に抵触し、5年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金を科される可能性がある。 池の近くには「