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口コミはカネにならない。そういう意見が結構ある。 価格.comとか、@cosmeなどの商品系口コミ系サイトは、人気こそあるものの 収益が今ひとつ伸び悩んでいる。理由は、広告出稿が伸びないからだ。 メーカーにしてみれば、口コミサイトにおける口コミというのは、 よいものもあれば悪いものもあるので、自然と広告出稿をためらってしまう。 広告出稿をしたところで、自社に都合のいい口コミが増えるわけでもない。 コントロールの効かない広告出稿は嫌われる傾向にある。 ただやはり、口コミサイトは非常に人気があり、多くの消費者が商品選定の 参考にしている。アンケートをとると、購買参考情報としての口コミサイトは かなり高い数値をたたき出す。有用なサービスではあるといえる。 人気があるのに儲からない口コミサイトは、この2つの事実に悩む。 ここで口コミサイトがたどる道はいくつかある。 ひとつは
RTC Vol.16 『モバイルマーケティング』に参加してきました。 前回の「RTC Vol.15 『金融業界主要プレーヤーの素顔』」には参加できなかったので、約2ヶ月ぶりです。 今回のテーマは「モバイルマーケティング」ということで、2ヶ月ほど前にインプレスから「Mobile2.0」という本を出された、株式会社シリウステクノロジーズの宮沢社長をお迎えしてのトークセッションとなります。 #「Mobile2.0」はアマゾンの「なか見!検索」で、本文を閲覧できます。 シリウステクノロジーといえば、 「位置連動モバイル広告 アドローカル」2005.12.2 でふれさせていただいているような、ユニークなサービスをモバイルを中心に提供している会社で、個人的に注目しております。 また、モバイル検索のオープン化というところでも「シリウスモバイルSEO」の提供をおこなっております。 →「シリウス、モバイルサ
社団法人日本広告主協会のWeb広告研究会は7日、「第14回WABフォーラム」を東京都内で開催した。「Web2.0時代のCGMについて」と題したトークセッションが行なわれ、ブログやSNSなどのCGM(Consumer Generated Media)が、企業に与える影響などが議論された。 ネットレイティングスの調査によれば、CGM系のコンテンツは、2004年が分岐点となって爆発的にアクセスが集まるようになったという。特に、2ちゃんねるとウィキペディアの月間利用者(2006年7月)は1,000万人を超えている。1人あたりの月間利用時間(同)では、mixiが4時間16分で圧倒的に多く、YouTubeが1時間11分で続いた。なお、2005年9月時点では、インターネットユーザーのうち4分の3がCGM系のコンテンツを利用していたという。 ● 顧客がCGMで伝えたくなる商品を作るべき アサヒビールの横山
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 『80対20の法則を覆す ロングテールの法則』という本があります。 ロングテールはWeb2.0をめぐるキーワードの1つですが、このキーワードを説明するのに、上の本のタイトルのように「80対20の法則を覆す」といった形で説明されることがよくあります。 しかし、これはある意味、間違っていると思います。 「80対20の法則」が単に「売上の8割は2割の優良顧客が生み出す」といったものを示すのであれば間違いとは言い切れませんが、「80対20の法則」がそもそも1897年に、イタリアの社会・経済学者ビルフレッド・パレートが発見した「パレートの法則」と同一のものを指しているなら、完全に間違いです。 私は上記の本を読んでいないので、本の中身についてどうこう言うつもりはないですが、そのタイトル
インターネットを使ったサービスやコンテンツといっても、PC向けのインターネット業界と携帯電話向けのモバイル業界では、その主要プレイヤーやビジネスモデルは大きく異なる。そこで、「インターネット業界は詳しいけれどもモバイル業界のことはよくわからない」という人に向けて、モバイル業界の現状を紹介していく。その第一弾として今回は、モバイルサービスやサイトの運営に欠かせなくなったモバイル広告の市場について、主要企業の動きを中心に見ていくこととする。 一般サイトがモバイル広告市場を牽引 まず、モバイル広告市場の全体的な状況を押さえておこう。モバイル広告として、これまで最も大きな存在だったのはメールを使った広告だ。ダイレクトメールのように、メールそのものが広告である場合と、メールマガジンなどに広告が掲載される場合の2種類がある。ユーザーが常に手元に持っている携帯電話に向けて、企業が情報をプッシュできるため
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