(CNN) 欧州の空の表玄関の1つであるドイツのフランクフルト国際空港にペットや動物園、保護区などに向かう動物専用の「ラウンジ」が登場し、盛況を呈している。 ドイツの大手ルフトハンザ航空が運営するもので、このラウンジを利用した動物の数は昨年、1億以上に達し、この種の処理件数では世界の空港で最多。昨年の統計では馬2000頭、猫や犬1万4000匹、観賞用の魚類8000万匹、虫類300トンなどを迎え入れた。 空港運営に当たる業者の団体である空港国際協議会によると、フランクフルト国際空港を利用した乗客は昨年5640万人で世界では9位だった。 ラウンジは2008年に開所したもので、施設の広さは約3750平方メートル。施設の責任者によると、動物の快適な滞在を図るため床には滑り止めの工夫を施し、部屋は温度調整方式となっている。 獣医や資格のある調教担当者ら約60人が24時間態勢で勤務し、動物に接している