厳粛なイメージのこの神社で毎年5月4日に行われているのは、「酔笑人(えようど)神事」です。 「笛(ピーヒャララ♪)」→「おほほほ~!」→「笛(ピーヒャララ♪)」→「おほほほ~!」これを繰り返すだけの、何とも不思議なお祭り! 行ってきた人の感想は、「提灯が幻想的で厳かな中にもなんだか可笑しい神事でした」、「不思議オモロ神事。月がやたらきれいだった」、「一見の価値はあります」など好評のようです。 ご神体の帰還を喜ぶ 神社のHPによると、三種の神器の一つとされる草薙剣が、神社へ帰還した悦びの様子を伝える神事で、神職が一斉に「オホホ」と笑うさまから「オホホ神事」と言われているそうです。 神社にお話を聞いたところ、「神事では見てはならないと語り伝える神面を隠し持ち、扇で神面を軽く叩いているため、暗闇で行っている」とのこと。 事前に笑いの練習などはなく、その場面になると自然と気持ちが切り替わって笑える