私たちの太陽は、残りの寿命がおよそ50億年程度だと予測されています。 最後のとき太陽は、木星軌道近くまで膨張してその内側にある惑星を飲み込み、その後は地球サイズまで収縮して核だけを残した白色矮星になります。 ハワイのケック天文台は、そんな太陽が失われた後の太陽系にそっくりな状態の星系を発見したと報告しています。 この星系では、白色矮星を中心に、木星軌道の距離に木星に似たガス惑星が周回しており、それより内側の惑星は失われていました。 これは未来の太陽系とそっくりな運命をたどった、太陽系によく似た星系の初めての発見です。 研究の詳細は、10月13日付で科学雑誌『nature』に掲載されています。
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