OpenStackのコアコミッターが明かす、NTTでOSSコミュニティー活動を主業務にできたワケ:NTT Tech Conference(1/2 ページ) 2017年1月27日、NTT Tech Conference #1が開催。DockerのコアメンテナやOpenStackのコアコミッターなどがオープンソースソフトウェアに関するさまざまなトピックを語った。
米フェイスブックは2017年2月3日(現地時間)、同社が開発したインメモリ時系列データベース「Beringei」をブログポストで説明、同ソフトウェアを最近オープンソース(BSDライセンス)で公開したことを紹介した。 米フェイスブックは2017年2月3日(現地時間)、同社が開発したインメモリ時系列データベース「Beringei」をブログポストで説明、同ソフトウェアを最近オープンソース(BSDライセンス)で公開したことを紹介した。 「Beringeiは現時点で、ユニークな時系列データを最大100億件格納し、毎分1800万件のクエリに応えられる。Facebookにおけるほとんどのパフォーマンスモニタリングおよびヘルスモニタリングを担っている。エンジニアやアナリストは、正確なリアルタイムのデータを活用し、迅速な決定ができるようになっている」と、ジャスティン・テラー(Justin Teller)氏は
本入門連載では、システム管理者やシステムエンジニアの方々を主な対象として、IT業界でよく使われる技術や概念、サービスなどの解説をコンパクトにまとめておく。 Dockerは、もともとはLinuxのコンテナ(Linux向けのプログラム)を実行するための環境であった。それをベースにして、Windowsアプリケーション(Win32やWin64、.NET Frameworkプログラムなど)の実行用環境として実装されたコンテナ技術が「Windowsコンテナ」機能である。これはWindows Server 2016(およびWindows 10 Anniversary Update以降)で利用可能となっている。 Windowsコンテナとは? Windowsコンテナは、Linuxコンテナの技術をWindows OSやAzure上などでも利用できるようにしたものである。ただしWindowsコンテナ中で動作する
以下では、最低限知っておきたい主要なコマンドについて見ていく。 Dockerイメージの管理 Dockerコンテナを起動するためには、元となるイメージが必要となる。そのイメージを準備したり、実行が終了したイメージを削除したり、新しいイメージを作成したりするのがこのイメージ管理コマンドである。 ■docker images docker imagesはローカル(リポジトリという) に保存されているDockerイメージの一覧を調べるためのコマンドである。 ■docker inspect docker inspectはイメージファイルの詳細情報を表示させるためのコマンドである。コンテナ起動時に何を実行するようになっているか、などが分かる。 ■docker history docker historyはイメージのレイヤー構成などを表示するコマンドである(レイヤーについては第1回の「Dockerイメー
ソフトウェアエンジニアがFPGA(field-programmable gate array)を使うハードルがさらに下がってきている。クラウドサービスでFPGAを活用できたり、Pythonで記述したニューラルネットワークをFPGAに高位合成できる研究成果が出てきたりしているのだ。 ソフトウェア開発者の立場でFPGAに取り組むイベント「FPGAエクストリーム・コンピューティング」を主宰する佐藤一憲氏、FPGAの高位合成によるディープラーニングについて研究している東京工業大学の中原啓貴氏(中原研究室)、そしてFPGAベンダーであるザイリンクスの神保直弘氏が、急激に常識が変わりつつあるFPGAの動向を語り合った。 本稿では座談会の中から、ソフトウェアエンジニアにFPGAや高位合成が求められる現状、そして、今後どのようなツールを使うべきか、ソフトウェアエンジニアがFPGAに取り組む際の課題などにつ
なお、Windows 10やWindows Server 2016でサポートされている「Windowsコンテナ」は、「Linuxコンテナ」とは異なるものである。これについては第4回(2017/02/02公開予定)で紹介する。 Docker操作の基本 Dockerはサーバ(コンテナ実行用のエンジン)とクライアント(管理ツール)に分かれたツールである。 Docker for Windowsをインストールすると、docker.exeというコマンドがインストールされる。Dockerの管理は、基本的にはこのコマンドに引数を付けて実行することによって行う。例えば「docker version」というコマンドラインを実行すると、インストールされているDocker環境のバージョン情報などを得られる。 C:\>docker version …Dockerのバージョンの確認。Dockerが正常にインストール
「Docker(ドッカー)」とは、非常に軽量なコンテナ型のアプリケーション実行環境である。dotCloud社(現Docker社)が開発し、2013年にオープンソースのプロジェクトとして公開された。ソフトウェアの高速な配布・実行や容易なイメージのカスタマイズ、導入運用の手軽さ、豊富なプレビルドイメージの提供などの理由により、当初はソフトウェアの開発やテスト段階における利用が多かったが、現在ではパブリッククラウドからオンプレミスシステムまで、さまざまなシーンで急速に普及しつつある。 軽量なコンテナ型の仮想化環境Docker 独立したアプリケーション実行環境といえば、PCのハードウェア全体を仮想化して、その上でOSやアプリケーションなどを動作させる仮想実行環境を真っ先に思い浮かべることが多いだろう。ハイパーバイザ型(Hyper-Vなど)やホスト型(VMware PlayerやWindows Vi
CNCFのCOOに聞いた、CNCFとOCI、Docker、Kubernetes、Cloud Foundryとの関係:Chris Aniszczyk氏インタビュー コンテナの世界はダイナミックに動いている。Cloud Native Computing Foundation(CNCF)はこれにどのような影響をもたらそうとしているのか。同ファウンデーションCOOのChris Aniszczyk氏に、KubernetesのCRI-OプロジェクトからCloud Foundryとの関係まであらためて聞いた。 コンテナの世界はダイナミックに動いている。Cloud Native Computing Foundation(CNCF)はこれにどのような影響をもたらそうとしているのか。同ファウンデーションCOOのChris Aniszczyk(クリス・アニズィック)氏に、KubernetesのCRI-Oプロジェ
はじめに 2016年7月28日にDocker 1.12がリリースされた。全体的に大幅に機能が強化されており、特にDocker標準のクラスタ構成の機能である「Docker Swarm」はコンテナを起動するだけで、クラスタ構成に必要となるオーバーレイネットワークの構成や、KVS(Key Value Store)の構成が自動的に行われる仕様となり、非常に簡単に利用することができる。Docker標準でのコンテナの管理はCLIが基本であり、Dockerコンテナ実行環境をGUIを利用して効率的に管理を行いたいニーズは大きく、各社よりDockerコンテナの起動制御やスケジューリングを行える管理ソフトが提供されている。 今回は、DockerコンテナをGUI経由で管理できる機能を実現するオープンソースソフトウェア(以下OSS)から5つの製品をピックアップし、その特徴やメリット・デメリットや使いどころなどにつ
VXLANが登場した理由、他の実装との違い、特徴を整理しよう:VXLAN(RFC7348)を学ぶ(1/3 ページ) RFCとして仕様が公開されたVXLAN。なぜVXLAN? VLANではだめなんですか? という素朴な疑問から、仕様概要、VXLANを使ったネットワーク構成の勘所を紹介していきます。 2014年8月、VXLAN(Virtual eXtensible Local Area Network)がIETFのRFC7348として公開されました。2011年8月に提案されてから約3年で標準化したことになります。この連載ではあらためてVXLANの登場背景、動作、デザインのポイントなどについて3回にわたって紹介します。 第1回となる今回は、いままでVXLANに触れてこなかった方にも理解いただけるよう、「VXLANって何が嬉しいの?」「何がしたかったらVXLANを使うの?」という疑問を解消しながら
Windows Server 2016(およびWindows 10 Anniversary Update以降)では、Dockerのコンテナ技術を使った「Windowsコンテナ」機能が利用できるようになった。これはLinux+Dockerという組み合わせで広く使われているコンテナ型仮想化技術(以下「Linuxコンテナ」と呼ぶ)をベースにして、Windows OS上でも同じようなコンテナ機能を利用できるようにしたものである。 本TIPSでは、Windowsコンテナの概要や2種類のWindowsコンテナ、Linuxコンテナとの違いなどについてまとめておく。 ●Windowsコンテナとは? Dockerとは、もともとはLinux OSの持つコンテナ機能やリソースの管理機能などをベースに作られた、コンテナ型の仮想化技術である。PC全体を仮想化する仮想マシン技術と比べると、軽量・高速で、実行に必要なリ
日立製作所の統合アプリケーション構築基盤「Justware」がクラウド開発にもたらす新たな価値とは:大規模アプリ開発の現場にAzureとDockerを適用 今、ビジネスの世界では、高度化・複雑化するニーズにタイムリーな対応が求められている。金融業界を中心としたミッションクリティカルシステムで活用されてきた日立製作所の「Justware」もまた、変化に柔軟かつ迅速に対応できる基盤へと進化した。クラウドに対応したJustwareは、開発環境の現場にどのような“新しい価値”をもたらしてくれるのだろうか。 クラウド開発へのニーズの高まりにAzureの活用で応える 日立製作所が、統合アプリケーション構築基盤「Justware」のクラウド対応を本格化させている。Justwareは、金融業界を中心とした大規模なミッションクリティカルシステム構築で活用されている開発基盤だ。Java EE(Java Pla
WindowsのDocker(コンテナ)対応、正しく理解できていますか?:その知識、ホントに正しい? Windowsにまつわる都市伝説(69)(1/3 ページ) Windows Server 2016とWindows 10では「Docker」がサポートされます。一方、Docker社は「Docker for Windows」を提供しています。どちらも“Docker”ですが、両者は似て非なるもの。似たものがいろいろと出てきていますので、整理しておきましょう。 探しているのは、Windows上のDockerですか? Windows上のUbuntuですか? Windows Server 2016では新たに「Docker」がサポートされます。その一部は、Windows 10 Anniversary Update(バージョン1607)のProおよびEnterpriseエディションにも提供されます。 一
Docker Composeを使ったRocketChatのインストールと基本的な使い方:OSSチャット基盤RocketChat入門(2)(1/3 ページ) OSSのチャット基盤であり、Dockerコンテナとして簡単に導入できるRocketChatを使った、コミュニケーション基盤の作り方を学ぶ本連載。今回は、実際にRocketChat環境を構築し、アカウント登録やチャットなどの基本的な使い方について解説します。 本連載「OSSチャット基盤RocketChat入門」では、OSSのチャット基盤でありDockerを使って簡単に構築ができるRocketChatを使って、コミュニケーション基盤の作り方を学びます。 前回の「Slackと違ってオンプレミス環境で作れるOSSチャット基盤4選&RocketChatの基礎知識」では、本連載で取り上げるRocketChatと、そのベースとなるSlackとの違い、
Windows Server 2016は商用Docker Engineを無償搭載、Docker Datacenterも提供へ:Microsoft Ignite 2016 米マイクロソフトは2016年9月26日、「Microsoft Ignite 2016」で、同社の製品群に関する多数の発表を行った。サーバ/クラウド分野における最大のニュースは、Windows Server 2016へのDocker製品の「統合」、およびアドビのクラウドサービスにおけるMicrosoft Azureの採用だ。 米マイクロソフトは2016年9月26日、同社が米ジョージア州アトランタで開催したイベント「Microsoft Ignite 2016」で、同社の製品群に関する多数の発表を行った。サーバ/クラウド分野における最大のニュースは、Windows Server 2016へのDocker製品の「統合」、およびアド
無償の「Docker for Windows」で手軽にLinuxコンテナを利用する:Windows管理者のためのDocker入門(1/2 ページ) Windows OS向けのDocker for Windowsが正式にリリースされ、Windows環境でも簡単にDockerを導入できるようになった。Windows 10のHyper-VでDockerのコンテナを利用してみよう。 最近のITシステムでは、DockerのLinuxコンテナを使った軽量なアプリケーション実行環境の利用が進んでいる。本番環境だけでなく、運用や開発の現場でもコンテナ技術は広く使われている。だがDockerのコンテナはLinuxをベースにしているということもあり、Windows環境、特にクライアント環境ではまだまだ普及しているとは言いがたかった。 だが2016年7月末に「Docker for Windows」(および「Do
NECは2016年7月28日、オープンソースソフトウェア(OSS)使うPaaS(Platform as a Service)基盤サービス「PaaS基盤サービス(OS)」を開始すると発表。併せて、「NEC Cloud IaaS」の新たな仮想マシンサービス「スタンダードプラス」を開始した。PaaS基盤サービス(OS)は2016年11月の開始を予定する。 PaaS基盤サービス(OS)では、「Docker」や「Kubernetes」などのOSSを活用したコンテナプラットフォーム/コンテナアプリケーションの実行支援と運用管理環境、アプリケーションの構築から展開までを自動化する継続的インテグレーション(CI)/継続的デリバリー(CD)環境などを提供する。「Red Hat OpenShift Container Platform」を中心に、運用管理に必要な機能をOSSでそろえたPaaS基盤の環境を、NE
米マイクロソフトは2016年7月5日(米国時間)、Windows Serverコンテナに対応した「Azure Container Service(Azureコンテナーサービス)」の限定プレビューを公開した。 Azure Container Serviceは、Microsoft Azureのインフラと、オープンソースのコンテナオーケストレーション技術を組み合わせて提供されるコンテナ管理サービス。今回の限定プレビューで、Windows Serverコンテナにも対応した(Windows Serverコンテナは、現在公開中のWindows Server 2016 Technical Preview 5で評価可能)。仮想マシン(VM)のクラスタサイズ、オーケストレイヤー、Azureのリージョンを選択するだけで、コンテナベースアプリケーションを本番環境へ容易にデプロイできる環境が整うという。 なおAz
Apple Siriの運用マネジャーだったJoshua Bernstein氏は、サービスの急成長に対応すべくコンテナ化を推進した。その際の苦い経験から生まれたコンテナデータ永続化プロジェクトについて、Mesosphereの共同創立者兼CTO、Tobi Knaup氏と共に説明した。 元Apple Siriのデータセンター運用責任者だったJoshua Bernstein(ジョシュア・バーンステイン)氏が、同サービスの運用における苦い経験を基に、現在取り組んでいることの1つはコンテナにおけるデータ永続化のためのOSS(オープンソース)プロジェクト、「REX-Ray」だ。このプロジェクトは現在、Mesos上でのDocker環境に焦点を絞って、コンテナ化アプリケーションがコンテナクラスタのどこに移動したとしても、ストレージボリュームとの接続を維持できるような、ストレージオーケストレーションの仕組みを
「XFLAG(TM)〈エックスフラッグ〉スタジオ」をご存じだろうか。あのミクシィが仕掛けた大ヒットゲーム「モンスターストライク」(以下、モンスト)を作り出したスタジオで、“ケタハズレな冒険を”をテーマに、ゲームや映像コンテンツを世界に向け発信している。現在ではニンテンドー3DS(TM)版のモンストもリリースし、YouTubeではアニメーションの配信を行うなど、多方面での展開が進んでいる。 そのXFLAGスタジオが今、冒険を共にする「エンジニア」を募集している。その狙いを、同スタジオ システム開発部の吉池佑太氏、五嶋壮晃氏、そして同社 海外運用部 企画グループ 台湾チームの六島良美氏に聞いてみた。 「自動化」が進むXFLAGスタジオの開発体制/ワークフロー XFLAGスタジオでは、バトルゲームに特化し、モンスト、新作ゲームタイトルを手掛けている。外注のスタッフも含めれば、スタジオメンバーは約
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