米半導体大手のマイクロンテクノロジーが建設を進めていた広島工場(Fab15)の新棟が完成、6月11日に開所式を開催した。同工場におけるクリーンルーム(CR)の新設は実に10年ぶり。開所式には地元自治体関係者、マイクロン役員のほか、ゼネコンや製造装置・材料メーカーなど工場建設に携わった150社以上の企業が参加した。広島工場はもともと、経営破綻したエルピーダメモリの旗艦工場。2012年の会社更生法申請で「日の丸DRAM」の灯は消えたかに見えたが、国内唯一のDRAM工場としてたくましく生きている姿がそこにはあった。 経営破綻したエルピーダメモリの旗艦工場 周知のとおり、広島工場はNEC広島を源流とし、その後、日立製作所とNECのDRAM部門が統合(その後三菱電機のDRAM事業も合流)して誕生したのが、エルピーダメモリである。 エルピーダメモリは02年に社長に就任した坂本幸雄氏のもと、モバイルDR
![エルピーダの会社更生から7年…国内唯一のDRAM工場はたくましく生きていた 10年ぶりのクリーンルーム新設、マザー工場としての役割強める | LIMO | くらしとお金の経済メディア](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/caeb267de5a372773eb72a7a2a9ac49a50b64495/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flimo.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fb%2F9%2F1200w%2Fimg_b9379c86330ee1cdc213b0497d563863565440.jpg)