大阪府の『新型コロナウイルス対策本部会議』が4月22日に実施。今後増加が予想される陽性患者を効率的に管理するため、リアルタイムで健康観察、入院調整などをおこなうシステムが導入されることが分かった。 現在療養中の約1000人の陽性患者のうち、無症状・軽症者はホテルなど宿泊療養施設へ(例外的に自宅療養)、中等者は医療設備の整った病院へ、重傷者はICUのあるさらに高度な医療設備が整う病院へと段階的に振り分けている大阪府。 これは『大阪方式』と呼ばれる大阪独自の振り分け方だが、今回のシステムを導入することで、病院や宿泊療養施設の空き状況を一覧化し、陽性患者をすばやく入院させることが実現できるという。 指揮をとったのは、元日本IBM常務執行役員で4月から府のスマートシティ戦略室の部長に就任した坪田知巳さん。「これまでは保健所の方が電話などで症状を聞き取り、パソコン入力などで管理しており手間がとてもか