阪急岡本駅東側の「小路踏切」(神戸市東灘区本山北町2)で6日午前、トラックが立ち往生した。同踏切は急な上り坂の手前にあり、南から北へ抜ける際は車体が後ろに傾き、線路の溝などに引っかかるためで、同様のトラブルは今年に入って2件目。東灘署は、関係団体にこの踏切を通らないよう呼びかけることも検討している。(安藤真子) 小路踏切は阪急岡本駅東約500メートルの一戸建て住宅やマンションが並ぶ住宅街にある。7月にもトラックのリアバンパーが線路の溝に引っかかり、立ち往生した。 6日は家具の回収に向かっていたトラックが動けなくなった。同署によると、運転手の男性(38)は注意を促す看板に気づいたが、高さ制限についての内容だと勘違いし、踏切に進入。荷役装置の取り付け部分が溝に引っかかったという。 男性は自ら緊急ボタンを押してトラブルの発生を知らせ、トラックはジャッキアップで踏切外に移動された。阪急電鉄の職員や