過去最多の56人が立候補してポスター掲示板が足りなくなった東京都知事選では、政見放送も通常のニュース番組を圧迫する事態になっている。候補者の大半が放送を希望し、放送時間はNHK総合テレビだけで計約11時間。前回2020年の都知事選の3倍近い長さになるという。 政見放送は衆参議員と知事の選挙が対象で、都知事選の候補者1人の持ち時間はテレビ・ラジオともに5分30秒。テレビはNHK総合と東京MX、ラジオはNHK第1とTBSラジオで放送される。 NHK総合では24日に放送が始まった。来月4日まで朝と夜の2回に分けて計51人分を放送する予定(6月29、30日は休み)。放送を希望しなかった5人は経歴のみ放送する。都選管資料から計算すると放送時間は計10時間46分となる。NHKによれば、候補者22人中20人の政見放送を行った前回選は計4時間18分。これを大幅に上回る見込みだ。
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