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ブックマーク / www.isas.jaxa.jp (68)

  • ISAS |「 はやぶさ」カプセル回収作業完了!熱シールドも発見! / トピックス

    時間2010年6月14日16時8分、「はやぶさ」カプセルの回収作業を完了しました。 なお、現段階でカプセルは破損していない模様です。 また、熱シールド(防護材)を捜索した結果、6月14日14時頃に、WPA内にて発見しました。 明日以降、回収作業に入ります。 ※WPA : Woomera Prohibited Area (ウーメラ実験場(立入禁止区域))

  • 「はやぶさ」探査機の状態について

    「はやぶさ」探査機は、燃料漏洩に起因するガスの噴出と推定される姿勢変動を生じたため、12月9日以来、運用ができない状態が続いており、現在、復旧作業を行っています。長期的には復旧できる可能性は比較的高いものと考えられますが、当初計画されていた2007年6月に地球に帰還させることは難しくなり、飛行を3年間延長して、2010年6月に帰還させる計画へと変更することとしました。 12月8日、臼田局からの消感1時間半ほど前に、突然、受信レベルの低下とレンジレートの大きな変化が観測されました。観測されたレンジレートの大きさがゆっくりと減衰していることや受信レベルも緩やかに低下したことから、原因は、先日の燃料漏洩に起因したアウトガスの噴出に伴う姿勢異常が生じたものと推定されます。 燃料の漏洩は、11月26日の離陸後、及び11月27日の消感後に発生したと推定されており、11月29日にビーコン受信が復旧して以

  • ISAS | バックナンバー / ISASメールマガジン

    ★★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ISASメールマガジン   第163号       【 発行日- 07.10.30 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★こんにちは、山です。 台風一過の相模原は秋の色が濃くなってきました。正門から続くカツラの並木は日当たりのよい木から黄葉が広がっています。落ち葉掃除をしている守衛さんには大変な季節がやってきました。 今週は、宇宙探査工学研究系の曽根理嗣(そね・よしつぐ)さんです。 ── INDEX────────────────────────────── ★01:宇宙の電池屋、右往左往(その2) ☆02:「かぐや」定常制御モードへ ☆03:【内之浦宇宙空間観測所】特別公開 ─────────────────────────────────── ★01:宇宙の電池屋、右往左往

  • ISAS すばる望遠鏡で「はやぶさ」の撮影成功! - トピックス

    地球に戻って来つつある「はやぶさ」を、ハワイにあるすばる望遠鏡が撮影することに成功しました。画像は簡易解析によって処理されたもので、縦方向に移動している点が「はやぶさ」です。 画像に関する情報は次のようになります。 観測装置:主焦点カメラ 画角  : 1.72'×4.04' 撮影時刻:2010年6月13日 14:59~15:06(日時間) 露出時間は5秒で露出間隔は35~50秒 はやぶさの等級:約21等 撮影方向:かに座 「はやぶさ」は予測された時刻・方向に撮影されていますので、予定通りに地球に向かっていることになります。なお、撮影されたときの地球-はやぶさの距離は、およそ17万kmです。 「はやぶさ」の撮影を行っていただきました国立天文台の八木雅文氏、小宮山裕氏、 仲田史明氏、篠木新吾氏、 Alan Hatakeyama氏, Daniel Birchall氏およびすばる望遠鏡のスタッフ

  • ISAS | 軌道情報/接近情報 / 小惑星探査機「はやぶさ」MUSES-C

    2010年6月8日[更新] 「はやぶさ」は、6月3日から5日にかけて、一連の軌道修正に中で最も重要な、地球縁部から豪州のウーメラ域への誘導TCM-3を行い、成功しました。これによって、「はやぶさ」と搭載カプセルの豪州ウーメラ域への帰還は確実になりました。 地球へ接近する状況をお知らせします。豪州グレンダンボ市から見えると予想される再突入時の光跡予想もお知らせします。6月9日に、最終の軌道修正TCM-4を実施し、ウーメラ域へ展開している回収部隊の待つ地域への精密誘導を行います。

  • ISAS | 「はやぶさ」のカプセル再突入計画実施決定 / トピックス

    「はやぶさ」の軌道評価を行った結果、正常に推移していることを確認いたしましたので、お知らせいたします。 これより、大気圏再突入に向けた計画を実施します。 探査機の状態は良好です。 大気圏再突入に向けた主な計画は以下の通りです。 ・6月13日 19時51分(JST)頃:カプセル分離 ・6月13日 22時51分(JST)頃:カプセル再突入

  • ISAS | 「はやぶさ」最後の日:「はやぶさ」が日本から見える方向 / トピックス

    「はやぶさ」が大気圏に突入する前に「はやぶさ」を望遠鏡で観測できるかについては、こちらにも書かれていますように、その明るさが非常に暗いので、日から肉眼で確認することは不可能ですし、望遠鏡を使ったとしてもかなり大型の望遠鏡でないと見えない可能性が高いです。 ですが、「はやぶさ」がどちらの方向に見えるのかを知りたいという多くのご要望がありましたので、簡単な図を作成してみました。 日国内の場所によって少し異なりますが、「はやぶさ」がその最後の日となる2010年6月13日に日から見える方向は、この図に示されているようになります。 日没後ですと、ほぼ真西の方向で真下に移動していくように見えることになります。そして、22時を少し過ぎると日からは見えなくなり、22時52分くらいに、オーストラリア上空で大気圏に突入することになります。 実際に「はやぶさ」が見えなくても、夜空を見上げて、皆さんの心の

  • ISAS | 「はやぶさ」の地球帰還直前の光学望遠鏡による観測について / トピックス

    この文章は、大型の望遠鏡で天体観測を行うことに慣れている人向けに書かれたものです。文章中に説明がありますように、大気圏に突入する前の「はやぶさ」の光度(明るさ)は非常に暗いので、肉眼はもちろんのこと、小型・中型の望遠鏡でも観測することは難しいと予想されます。 ここでは、基的には、口径1mクラス(ないしそれ以上)の望遠鏡をお持ちの天文台、観測所向けに情報を提供しています。 「はやぶさ」は地球に戻ってくる直前に、リエントリカプセルを切り離します。リエントリカプセルは、そのまま大気圏に突入しますが、カプセルの後を追うかたちで「はやぶさ」も大気圏に突入します。そのときに、カプセルや「はやぶさ」体は、流星のように発光することになるでしょう。 リエントリカプセルや「はやぶさ」が流星となって流れるのは、高度が100kmから50km程度のところですので、オーストラリアのウーメラ立ち入り制限区域付近での

  • ISAS | 大気圏突入6分前の「はやぶさ」が見える国:モルディブ / トピックス

    小惑星探査機「はやぶさ」は、2010年6月13日22時51分(日時間)頃に大気圏に突入して燃え尽きてしまいます。その直前の「はやぶさ」は、こちらで説明していますように、条件が悪いために望遠鏡で観測するのは難しい状況です。 また、この「はやぶさ」最後の日に、日上空を「はやぶさ」が通過していきますが、やはり「はやぶさ」を目で確認するのは難しいと思います(説明はこちら)。 それで、大気圏突入直前の「はやぶさ」が見える国を探してみましたところ、インド洋のモルディブ共和国から最後の「はやぶさ」を見ることができることが分かりました。 図1 モルディブ共和国の位置と「はやぶさ」の経路を地上に投影した図[画像クリックで拡大] 時刻は大気圏突入(リエントリ-)の何分前かを示す。また、そのときの地表からの距離も示す。 図1に、「はやぶさ」の経路を地上に投影した図とモルディブ共和国の位置を示します。モルディ

  • Hayabusa Live » 「はやぶさ」u10イオンエンジン 往路・復路運転完了

    はやぶさのμ10イオンエンジンは、その生みの親であり、豪州で待つ國中先生の方へ、忠犬の如く一直線に駆けてゆきました。 システムの累積運転時間:4万時間は世界一です。 いや、そんなことに関係なく『我らのイオンエンジンは世界一のエンジンだ!』と今なら胸を張って言えそうです。 皆さん,μ10イオンエンジンは立派に役目を果たしました。 メインエンジンの枠を超えて「はやぶさ」の失われた機能をサポートしきった我らのエンジンを誇らしく思います。 万感の想いで運転終了のシール(五角形※2)を運用室の窓に貼りました。 (IES兄) ※1 大きい画像は http://twitpic.com/1v7xr7 にあります。 ・・・・・・まっすぐ貼れたかどうかはちょっと自信がありません。よく見えなかったから。 ※2 波動エンジンじゃないんですよ。メインエンジンと補助エンジンにそれぞれイオン源と中和器の画像がはめ込まれ

    maple_magician
    maple_magician 2010/06/13
    【皆さん,μ10イオンエンジンは立派に役目を果たしました。 メインエンジンの枠を超えて「はやぶさ」の失われた機能をサポートしきった我らのエンジンを誇らしく思います。】──4or6機構成が、今後の世界標準、と。
  • ISAS | 「はやぶさ」帰還日のイベント情報 / トピックス

    「はやぶさ」は、6月13日23時頃、地球に帰還します。 帰還に向けて、次のようなイベントを行います。 宇宙教育テレビ特別番組(提供:JAXA宇宙教育センター&宇宙少年団) ~「はやぶさ」の帰還をみんなでむかえよう!~ JAXA宇宙教育センター 宇宙教育テレビ 第1部 12時45分~14時30分 的川先生による「はやぶさ」に関する講演など 会場の呉やまとミュージアムとつないで生中継! 第2部 19時30分~23時00分頃 相模原管制室からのライブ中継の合間に、「はやぶさ」紹介ビデオや関係者との対談を交えて 子どもさんにも分かりやすいプログラムをお届けします。 「はやぶさ」ミッションへの視聴者の皆さんからのメッセージも画面上で全て紹介! 「はやぶさ」をみんなで迎えます! 「はやぶさ」管制室ライブ中継 18時00分~23時00分頃 「はやぶさ」帰還時の相模原管制室の模様をライブ中継します。(音声

  • ISAS | 「はやぶさ」試料回収カプセルの再突入に係る計画について(報告資料) / トピックス

    「はやぶさ」試料回収カプセルの再突入に係る計画について、3月31日に開催された宇宙開発委員会に報告いたしました。 新しいウィンドウが開きます 「はやぶさ」試料回収カプセルの再突入に係る計画について(報告資料:PDFファイル)

  • ISAS | バックナンバー / ISASメールマガジン

    ★★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ISASメールマガジン   第116号       【 発行日- 06.11.28 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★こんにちは、山です。 一雨ごとに寒くなって、紅葉した木々の葉も残り少なくなってきました。 今週末はもう師走です。 悲しい報告になりますが、M-V-7/SOLAR-B(ひので)のプロジェクトマネージャの小杉健郎先生が26日に急逝されました。24日夜、 脳梗塞で倒れられて、26日に容体が急変して帰らぬ人となられました。 「ひので」の観測が始まったばかりで、これからという時期でした。 当に残念です。ご冥福をお祈りします。 今週は久しぶりに、宇宙構造・材料工学研究系の峯杉賢治(みねすぎ・ けんじ)さんです。 ── INDEX────────────────────

  • ISASnews310 性能計算書とM(ミュー)の衛星(こども)たち

  • 新しきチャレンジ 世界初の小惑星探査ローバ“MINERVA”

    宇宙探査工学研究系 吉 光 徹 雄 久 保 田 孝 1.はじめに 太陽系に存在する小さな天体(小惑星や彗星)は,太陽系が誕生した当初の物的証拠を残していると考えられており,太陽系の起源を探る上で重要な存在である。 1986年にハレー彗星が太陽に接近した際には,世界的な協力体制のもと,合計6機の探査機が彗星をフライバイして観測を行なった。その後も,木星探査機が木星に向かう途中に複数の小惑星をフライバイして観測を行なっているが,1990年代後半になって,小天体の探査機が数多く打ち上げられるようになった。2000年には,NEAR探査機が小惑星Erosの周回軌道に投入され,初めて長期間の観測が可能になった。 これまでの探査機は,小天体に近づいたとはいえ,リモートセンシングにより観測を行なったにすぎない。今後は,小天体表面への着陸機や表面を移動探査するロボット(ローバ)による現地観測,小天体そのもの

  • ISAS | バックナンバー / ISASメールマガジン 第152号 はやぶさ「逆さ箒」の術

    ★★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ISASメールマガジン   第152号       【 発行日- 07.08.14 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★こんにちは、山です。 巷ではお盆休み、帰省ラッシュと例年のニュースが流れています。ISASも夏休みの人たちが多いようです。 しかし、三陸の大気球実験に出張中のメンバーや、観測ロケットの実験準備中のメンバーもいます。モチロン、衛星運用のスタッフもいますし、『のんびりと夏休み』というより、仕事の合間を縫って夏休みを取っています。ということでしょうか。 今週は、宇宙輸送工学研究系の國中 均(くになか・ひとし)さんです。 ── INDEX────────────────────────────── ★01:はやぶさ「逆さ箒」の術 ──────────────────

  • IKAROS-blog » 今日のIKAROS(6/6)

    IKAROSは,1次展開長5m強を維持したまま,待機しています. この状態で,実はIKAROSは非常にゆっくりとスピンレートが上がり続けています. とてもゆっくりなので,実際上問題となる量ではないのですが,IKAROSの開発者としては小さな兆候でも気になるものです. 原因は特定されていないのですが,太陽光圧により風車のように回転が励起されているのか, アウトガスの影響なのか,あるいはもっと別の要因もたくさん考えられるのです. この待機時間を利用して,この点も経過観察することにしています.(Y) 6/6のIKAROS 太陽距離:1.04AU 地球距離: 6342032km, 赤経=-157.8°, 赤緯=-23.0° 金星距離:1.25AU 姿勢:スピンレート=7.4rpm, 太陽角15.0deg

  • IKAROS-blog » 小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS(イカロス)」のセイル展開予定日の再変更について

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成22年5月21日(日標準時、以下同様)に種子島宇宙センターから打ち上げたIKAROSは、昨晩までの運用において、セイル一次展開2日目を正常に終了しました。 ただし、展開に伴う飛翔結果と数値モデルとの間に若干の差異があり、より確かな二次展開の実施に向けて慎重な対応をするため、数値検討等を追加して行うこととしました。 このため、セイル一次展開3日目及び二次展開は6月8日(火)以降に実施する予定です。新たなセイル一次展開3日目及び二次展開の実施日については決定し次第お知らせします。 なお、探査機の状態は良好です。

  • ISAS | 「はやぶさ」ペーパークラフト / 「はやぶさ」と遊ぼう!

    まずは、下記のPDF形式ファイルを開いてプリントアウトします。PDFファイルが開かない場合は、Acrobat Readerをダウンロードするか、JPG形式ファイルでプリントアウトしてください。 プリントアウトしたら、線に沿って切り、指示に従って組立てましょう! 簡単バージョン PDF形式ファイル(2.0MB) jpg形式ファイル(1.8MB) 難しいバージョン PDF形式ファイル(2.3MB) jpg形式ファイル(2.1MB)

  • 「あすか」の軌跡 2002.2 No.251