「J:COM HP」より 動画共有サービスのYouTubeや、サブスクリプション型の映像配信サービスであるNetflixやHulu、Amazon Prime Videoなど、インターネットでの映像配信が隆盛を誇る昨今。その一方で地上波の“テレビ離れ”が進んでいると囁かれているが、J:COMなどのテーブルテレビ業界でも“テレビ離れ”は進んでいるのだろうか。 ケーブルテレビ局は全国各地に存在しているが、国内最大手のJ:COMは11社・71局のケーブルテレビ局を傘下に擁している。同業界の総事業売上が約1兆2000億円規模と目されているなか、運営会社ジュピターテレコムの2018年度の営業収益は約7565億円で、業界全体の6割以上を占めているという。また、総務省の発表によると18年1月現在の日本の総世帯数は約5801万世帯となっており、そのうちJ:COMのサービス加入世帯は約547万世帯(2018年