国の安全基準を満たしていない車のタイヤホイールを販売したとして、愛知県警察本部は福岡県の自動車部品販売会社の社長ら3人を不正競争防止法違反の疑いで逮捕しました。この会社は車の部品のネット通販の分野で全国トップクラスの販売実績があり、警察は3人がこうしたホイールを海外から仕入れ販売していたとみて調べています。3人は容疑を否認しているということです。 警察によりますと倉元社長らは去年7月から11月ごろにかけて国の安全基準を満たしていないのに、満たしていることを証明する「JWLマーク」が付いたタイヤホイール14本を販売したとして、不正競争防止法違反の疑いが持たれています。 車の重要な部品であるホイールは国が安全基準を定めていて、メーカーが強度試験を行い、販売の際は基準を満たしていることを証明するマークを付けなければいけませんが、警察がこれらのホイールを鑑定したところ、基準を満たしていなかったとい