日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は10月29日、ハイウェイ・一般道を含むルートを、目的地まで自動運転で走行する公道テスト(実験車両)を開始すると発表した。 日産は持続可能なモビリティ社会の実現に向け、走行中のCO2の排出をゼロにする「ゼロ・エミッション」と、日産車が関わる交通事故の死亡・重傷者数を実質ゼロにする「ゼロ・フェイタリティ」の2つの企業ビジョンを掲げている。 日産によると、「ゼロ・フェイタリティ」の実現を目指す上で、クルマの知能化は重要な役割を担っていると云う。 そこで同社は車両そのものを知能化することより、快適性と安全性をより高次元にまで押し上げていく、楽しみと安心をもたらす自動運転のコンセプトを「ニッサン インテリジェント ドライビング」と命名。これを具現化する技術を今後、段階的に投入していく。 その第一弾として、2016年末までには混雑