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ブックマーク / tanakaryusaku.jp (10)

  • 「アメリカ強欲資本」に吸い取られる日本国民の老後

    「もう老後はない。30年間掛けてきた年金は 米金融資に捧げたんだろうか?」。厚労省の答弁を聞くと、誰しもが思うだろう。 きょう、国会内で民主党が厚労省と日年金機構から「消えた年金」についてヒアリングした。 老後を支える公的年金を運用する「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」が、大きな運用損を出しているのではないか、と巷間言われてきた。 きょうのヒアリングで厚労省年金局の担当者は、10兆円の運用損(7~9月期)を出したことを認めた。 厚労省年金局の官僚は「10兆円の運用損失」について答弁すると苦悶の表情を浮かべた。そして気を失ったようにしばらく机にうつ伏した。=21日、衆院会館 写真;筆者= ところが厚労省(塩崎恭也厚労相)は、これを奇貨として国民の老後を米金融資に捧げる道に踏み出した。 利回りの高い海外の『低格付け債』への投資を始めるというのだ。 『海外の低格付け債』は「ジャ

    「アメリカ強欲資本」に吸い取られる日本国民の老後
  • 脱原発テント、3周年 「原発を止めればいつでも立ち退く」

    2012年8月からは監視カメラ(右上)も取り付けられた。警察と経産省が四六時中、脱原発陣営の動向を見張る。=11日、霞が関 写真:筆者= 原子力村の総山に匕首(あいくち)が突き付けられて、きょうで丸3年が経った。 経産省の北西角地に立つ、3張の小さなテントは「原発は要らない」と願う人々の拠り所となってきた。 「故郷を追われてもここ(テント)に来れば、友に再会できる」。原発事故で避難している福島出身の女性が語っていた。 全国各地の反原発運動のシンボルとなっていることは言うまでもない。経産省前のテントから全国の「再稼働反対デモ・集会」に“出撃”する。これも当たり前の光景になっている。 エセ右翼や街宣右翼がテントを襲撃したこともあった。2012年1月には経産省が期限を区切り退去を迫った。期限最終日には警察が出動したが、市民数千人が集結しテントを守った。 自民党政権となってからは「立ち退き」を求

    脱原発テント、3周年 「原発を止めればいつでも立ち退く」
  • 在特界隈、政治の空気読み 脱原発テント襲撃

    原発推進勢力が暴力で仕掛けてきた。昨夕、在特界隈のグループが経産省前に立つ「脱原発テント」を壊したのである。(以下、テントの日曜日責任者、正清太一さんの話にもとづく。正清さんは一部始終を目撃していた。)―― 陽もすっかり落ちた午後5時30分頃だった。5~6人が「脱原発テント」に押し掛けてきた。うち数人は紺色の戦闘服を着用。 「(テントは)違法だ」「ぶっ壊せ」「竹島は誰の物だと思ってるんだあ」などと喚(わめ)き散らした。 彼らはテントに貼っていたポスターや横断幕などを はがし 始めた。テントの日曜日責任者である正清太一さんが制止したが、聞かない。 メンバーのうち1人の男が女性専用テントに登り、屋根を破って侵入、棚をひっくり返すなどした。 約30分後に警察が駆けつけた。警察に制止されるまでグループの破壊行為は続いた。 事件当時テントには7~8人がいたが、ケガはなかった。 テントを襲撃したグルー

    在特界隈、政治の空気読み 脱原発テント襲撃
  • 福島から力づくでホットスポット消した安倍政権

    「健康被害が出たらアンタたちは責任が取れるのかね?」。藤原保正・大谷(行政)区長は官僚に詰め寄った。=26日、参院会館 写真:筆者= 総選挙での大勝を受けた安倍政権は、原発事故を力づくで風化させるつもりだ。政府は南相馬市の特定避難勧奨地点を28日付けで解除した。 特定避難勧奨地点とは警戒区域や計画的避難区域のように面として広がりはなくても、ホットスポットのような高線量の地点。基準は原発事故発生後1年間の積算線量が20mSvを超えると推定される地点だ。 特定勧奨地点に指定されると、避難者は行政から支援を受けることができる。 南相馬市の一部と伊達市、川内村の一部が指定されていた。伊達市と川内村は放射線量が低減したとしてすでに解除され、南相馬市だけとなっていた。 21日、南相馬市で政府の現地対策部による住民説明会で、高木陽介経産副大臣が「28日に解除する」と“宣言”した。一方的だった。 地元説

    福島から力づくでホットスポット消した安倍政権
  • 片山さつき議員バカ丸出し「ホームレスが糖尿病になる国ですよ」

    野宿者(後姿)の血圧は上が190、下が120もあった。医師は「しょっぱい物は控えて下さいね」などとアドバイスしていた。=30日、渋谷宮下公園脇 写真:筆者= 渋谷区により公園を締め出された野宿者たちの「越年・越冬」。2日目のきょう(30日)は、国際NGO『世界の医療団』が健康相談を行った。 野宿者たちに つきもの の疾病は高血圧と糖尿病だ。過酷な生活と偏った事が原因である。 炊き出しはオニギリやライスなど炭水化物が多い。炭水化物は体内で糖分に変わる。野菜や果物は不足しがちだ。 バランスよく、あれもこれも摂っての事は、どだい無理である。糖尿病にならざるを得ない生活なのだ。 『世界の医療団』のある医師は「貧困層ほど糖尿病が多い。貧困な国ほど糖尿病が多い。そういうデータが出ている」と話す。 生活保護削減の旗を振る片山さつき議員は、こうした当たり前の医療知識もないようだ。 「当に困窮して3

    片山さつき議員バカ丸出し「ホームレスが糖尿病になる国ですよ」
    maple_magician
    maple_magician 2015/01/01
    栄養学に関しちゃ、教育の段階で根本的に間違ったのを教え続けてるような。そういう状況で個人攻撃するのは、作戦として失敗だと思う。
  • 「どうしてワタミを候補者にするんだ?」 過労死した社員の両親、自民党に抗議

    自民党職員の胸ぐらをつかみ、渡邊氏の公認に抗議する父親の森豪さん。=28日午後3時頃、自民党部正門前 写真:山田旬= 社員に月141時間もの残業を強いるなどして過労死に追い込んだ居酒屋チェーン店「和民」。創業者で苛酷労働を賛美していた渡邊美樹元会長(53歳)が、参院選全国比例区に自民党公認候補として立候補する。 過労の末に自殺した元和民社員、森美菜さん(当時26歳)の両親がきょう、渡邊氏の立候補取り消しを求めて自民党部を訪れた。 両親は選挙対策の政治家との面談を求めていたのにもかかわらず、自民党は職員を出して対応した。それも門の外側で、だ。 あまりにも不誠実な対応に父親の豪さん(65歳)は職員の胸ぐらをつかんで詰め寄った。「どうしてワタミを候補者にするんだ? 私たちは5年間、毎日毎日苦しんできたんだ…」。 母親の祐子さん(59歳)は、美菜さんの遺影を抱いて夫に寄り添った。「私たちは政治

    「どうしてワタミを候補者にするんだ?」 過労死した社員の両親、自民党に抗議
  • 政府 パブコメ分析を三菱総研に丸投げ、「原発ゼロ」を過小評価

    「原発ゼロの会」の聴取に応じる内閣官房(エネルギー・環境会議事務局)の官僚。出身省庁は経産省だ。=28日、衆院会館。写真:田中撮影= 原発割合をめぐり国民の意見を聞くと称して今夏政府が行った「意見聴取会」「パブリックコメント」「討論型世論調査」の分析を、政府が三菱総研に丸投げしていたことが分かった。 超党派の国会議員で作る「原発ゼロの会」が28日、国会内で開いた「国民的議論に関する検証会合」で明らかになった。 「意見聴取会(会場でのアンケート調査)」「パブリックコメント」「討論型世論調査」は、いずれも原発ゼロシナリオが1位を占めた。 ところが調査結果資料には有識者からの指摘として次のような指摘がなされている(有識者とは誰なのかも判然としない)―― 【意見聴取会】・・・時間があり、関心が高い方がこられるということで、国民の意見の縮図とは異なる。 【パブリックコメント】・・・強い意見を持った人

    政府 パブコメ分析を三菱総研に丸投げ、「原発ゼロ」を過小評価
  • 原発アリ地獄 0%シナリオでも再稼働、野田政権選挙目当てのまやかし

    大阪=田中龍作 / 諏訪京】 「電力源に占める原発の割合」を政府が国民に聞く意見聴取会、討論型世論調査、パブリックコメントは、いずれも「原発0%」を望む意見が多数を占める。一部メディアは「世論が脱原発」と書きたてる。 ところが、これらの調査の裏には官僚と原子力村の「悪企み」が潜んでいるのだ。脱原発を願う市民は決して手放しで喜んではならない。 討論型世論調査が終わった翌日の6日、大阪で政府と環境・市民団体が意見交換会を持った。意見聴取会などを主催する「国家戦略室」がホームページ上で「環境団体の意見を聞きたい」と募り、大阪の12の環境NPOなどが呼応して開いた。 国家戦略室からは環境省低炭素社会推進室の大川正人・室長補佐が出席した。大川室長補佐は、「化石燃料は中東に頼る」「地球温暖化防止のため」「電力コストを抑えるため」などと説明した。“だから原発は必要なんだ”と言わんばかりだった。大川補佐

    原発アリ地獄 0%シナリオでも再稼働、野田政権選挙目当てのまやかし
  • 政府のアリバイ工作破たん 電力会社社員が意見述べる国民聴取会 

    いかなるヤラセよりも原子力村の意図にかなった催しだった。2030年、全電力に占める原発の割合について国民の声を聞く政府主催の「意見聴取会」が15日、仙台市で開かれた。 そもそも「原発割合」の設定が胡散臭い。選択肢は「0%」「15%」「20~25%」の3つだけ。経産省主導で決めたものだ。日人の国民性は極端を嫌い、中庸を好む。目論見通り「15%」となれば、2030年になっても原発が20~40基は稼働していることになる。 「0%」「5%」「10%」という選択肢があってもいいはずなのに、3つの内の2つは原発が存続するようになっている。 エネルギー・環境会議副議長である細野豪志環境相の挨拶にも、原発を存続させたいとする姿勢が滲み出ていた。 「クリーンエネルギーに変えるのには時間とコストがかかる。クリーンが進まなかった場合、火力に頼ることになり温暖化が進む。(生産コストが上がり)富の海外流出が懸念さ

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  • 天皇陛下とローマ法王の脱原発発言

    「原子力発電所の事故が発生したことにより、危険な区域に住む人々は住み慣れた、そして生活の場としていた地域から離れざるを得なくなりました。再びそこに安全に住むためには放射能の問題を克服しなければならないという困難な問題が起こっています」。 11日、国立劇場で行われた「東日大震災・追悼式典」で天皇陛下が述べられた、原発事故に関するお言葉だ。NHKは追悼式典をライブで伝えた。生放送であるため陛下のお言葉は一言も漏らさず伝わった。 ところが同じNHKでも編集作業が加わるニュースでは「原発事故」の部分はカットされていた。民放もこの部分は省いた。このため、視聴者はインターネットや新聞などで全文をあたって読まなければ知ることはできない。 俳優の渡辺謙さんがダボス会議(1月25日)でスピーチした時も、テレビ局各社は原発事故に関する部分をカットしている。電力会社からの広告漬け、接待漬けに飼いならされてきた

    天皇陛下とローマ法王の脱原発発言
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