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ブックマーク / www.jst.go.jp (11)

  • 5. 免疫系におけるサイトカインの役割│研究成果 -アレルギー疾患・自己免疫疾患などの発症機構と治療技術

    【平野チーム】「炎症アンプと様々な疾患との関連」 Cell 2012、Cell Reports  2013 【岩倉チーム】「細菌感染防御におけるIL-17AとIL-17Fの役割」Immunity 2009 5.免疫系におけるサイトカインの役割 病原体に対する免疫系の攻撃としては、主に好中球やマクロファージなどの自然免疫系の貪細胞による貪作用、キラーT細胞による細胞傷害性物質の放出による宿主細胞の破壊、B細胞が産生する抗体による病原体の不活化などがあります。このような免疫細胞の活性化や機能抑制には、サイトカインと総称される生理活性蛋白質が重要な役割を担っています。サイトカインには白血球が分泌し、免疫系の調節に機能するインターロイキン類、白血球の遊走を誘導するケモカイン類、ウイルスや細胞の増殖を抑制するインターフェロン類など、様々な種類があり、今も発見が続いています。サイトカインは免疫系の

  • 共同発表:電力ネットワークの同期は対称性がカギ~再エネ普及時の安定供給につながる、世界初の理論解明~

    ポイント 電力の安定供給に欠かせない、電力ネットワークの発電機群の同期現象を世界で初めて理論解明。 ネットワークの対称性が発電機群を同期させることを証明し、電力ネットワークの集約モデルを構築。発電機群の振る舞いの効率的解析、制御系の最適設計が可能に。 再生可能エネルギーの大量導入にも耐えうる電力網設計への発展に期待。 東京工業大学 工学院 システム制御系の石崎 孝幸 助教と井村 順一 教授は、ノースカロライナ州立大学のNSF ERC FREEDMシステムセンター注1)のアラーニャ・チャクラボッティ 准教授との共同研究で、電力ネットワークのモデリング・解析・制御に関する一連の研究成果をグラフ理論注2)で検討し、ネットワーク結合された発電機群の同期注3)を実現するための基原理を明らかにしました。そしてこの原理に基づき、送電網で複雑に結合された発電機群の振る舞い(回転子の位相角や連結点の電圧値

  • 機構報 第1240号:産学共同実用化開発事業(NexTEP)平成28年度緊急募集における新規課題の決定について

    JST(理事長 濵口 道成)は、産学共同実用化開発事業(NexTEP)未来創造ベンチャータイプ平成28年度緊急募集における新規課題2件を決定いたしました(別紙)。 NexTEPは、大学などの研究成果に基づくシーズを用いた、開発リスクが高く規模の大きい開発を支援し実用化を目指す技術移転支援事業です。 NexTEPでは、開発を行う企業などに開発費(原則、総額1億円以上50億円以下)を支出し、開発が成功した場合は支出した開発費の全額の返済を求め、開発不成功の場合は開発費支出の10%の返済を求めます。JSTが開発のリスクを負担することで、大学などの研究成果に基づくシーズの開発を促進します。 今回の募集は、平成28年10月12日(水)から10月25日(火)まで行い、2件の応募がありました。募集締め切り後、外部専門家の協力のもと、評価委員会にて課題の独創性(新規性)および優位性、目標設定の妥当性、イノ

    maple_magician
    maple_magician 2018/03/30
    “開発が成功した場合は支出した開発費の全額の返済を求め、開発不成功の場合は開発費支出の10%の返済を求めます。”
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  • 共同発表:磁気の性質を使って論理演算を実現~電流を流さない新しいコンピューターが期待~

    ポイント 磁石の波であるスピン波は、電気を流さず伝えられるため次世代省エネルギーコンピューターへの応用が期待されているが、実際に論理演算を可能にするスピン波回路は実現していなかった。 スピン波回路の形状を制御することで、全ての基演算パターンを実現するデバイスの実証に成功した。 デバイスの微細化や多段化を進めることで、発熱が少なく処理性能の高い新たなコンピューターの開発が期待される。 JST 戦略的創造研究推進事業の一環として、豊橋技術科学大学の後藤 太一 助教と慶應義塾大学 理工学部の関口 康爾 専任講師らのグループは、磁石の波であるスピン波注1)を位相干渉注2)させることで、スピン波演算素子を実現しました。 これまでのスピン波に関する研究で、位相干渉は実現されていましたが、その演算素子としての機能の実証は不十分でした。また、演算素子の全ての機能を実現するのに不可欠な、否定論理積(NAN

  • https://www.jst.go.jp/pr/jst-news/pdf/2012/2012_09_p12.pdf

  • 研究成果最適展開支援プログラム A-STEP ::研究開発成果

  • http://www.jst.go.jp/pr/jst-news/pdf/2012/2012_09_p12.pdf

  • 共同発表:水銀・ストロンチウム光格子時計の高精度直接比較に成功~次世代時間標準に向けて「光格子時計」の優位性を示す~

    ポイント 現在の「秒」の定義であるセシウム原子時計の精度を上回る「水銀光格子時計」を実現した。 異種の原子を用いた光格子時計同士を直接比較して周波数比を決定した。 周波数比の測定は「秒」の精度の制限を超えて物理量を表現する唯一の手段である。 異種の原子を用いた光格子時計比較で物理定数の恒常性の高精度な検証が期待される。 JST 戦略的創造研究推進事業において、東京大学 大学院工学系研究科の香取 秀俊 教授(理化学研究所 主任研究員)、大前 宣昭 特任研究員らは、水銀原子を用いた光格子時計注1)を新たに開発し、研究グループが先行して開発した世界最高精度を持つ低温動作ストロンチウム光格子時計と直接比較し、現在の「秒」の定義の実現精度を超える周波数を計測することに成功しました。 光格子時計は、次世代の「秒」の定義の有力候補として世界中で盛んに研究されています。光格子時計の精度向上を阻む困難の1つ

  • 世界を変える1秒の誕生 | ERATO 香取創造時空間プロジェクト

    古代から人類は正確に時(とき)を計ろうとたゆまぬ努力を続けてきました。紀元前3500年頃のエジプトでは石で作った背の高いモニュメント(オベリスク)を建て、その陰の動きで時を知ろうとしました。16世紀にガリレオ・ガリレイは振り子が一定の周期で振れることを発見しました。この原理を応用した振り子時計によって、人類は自然に頼らずに時を刻む技術を手に入れました。こうした時計技術は、大航海時代や産業革命を支えることになります。現代は、水晶発振器(クオーツ)や原子を用いた時計が私たちの社会を支えています。私たちのプロジェクトでは、このように人類が育んできた時計の技術を飛躍的に向上させることを目指します。 国際的に定義される1秒とは かつての1秒の長さの定義は、地球の自転や公転などに基づいた天文学的な定義によるものでした。しかし、変わらないと思われていた地球の動きは、実際には徐々に変動していて、時間の定義

  • 共同発表:脳回路が驚くほど精密に配線されていることを発見(新開発の撮影技術で、数十年来の脳科学の謎を解決)

    <研究の背景と経緯> 脳はニューロンと呼ばれる神経細胞からなり、各々のニューロンが、少しずつ情報を処理しています。その処理結果は、ニューロン間の特殊な結合(シナプス)を介して、次のニューロンに伝えられます(図1)。 ニューロンには多くの樹状突起と呼ばれる枝分かれした線維があり、ここにあるシナプスは、樹状突起の先端部分「スパイン」と呼ばれる突出構造を介してほかのニューロンからの情報を受け取ります。樹状突起は複雑に分岐するだけでなく、種々のイオンチャネル注1)や受容体注2)を持つため、「どのスパインが、いつ、どんな入力を受けたのか」が、ニューロンの情報処理に大きく影響します。 ニューロンは主として樹状突起からの入力を受けますが、樹状突起上のシナプス配置のパターンについては、現在、2つの仮説が提唱されています(図2)。1つは、同期した入力(ほぼ同時刻に来る入力)は樹状突起上のある特定の箇所に集中

    maple_magician
    maple_magician 2012/01/20
    【また、幾つかの状況証拠から、「LTP」という学習プロセスによって、精度の高い配線が実現することを示すこともできました。】──これは意味記憶?運動性記憶?どっちの話かはわからんけど、後で調べよう……。
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