編集長ピックアップ 山田智章行政組織と警察組織の違いはあるものの、兵庫県庁と鹿児島県警で起きている騒動は、その経緯が似ている気がしてなりません。どちらも組織内の上位もしくは最高幹部、それも定年間近の人物が、自身より若いトップの疑惑を「告発」しました。 ▼知事疑惑の告発者死亡、消極論も上がる百条委の行方 専門家は「解明しないと禍根残す」 兵庫の件は、元兵庫県西播磨県民局長(60)が今年3月、斎藤元彦知事のパワハラや県幹部らの違法行為などを告発する文書を作成し、一部の報道機関や県議らに配布したことが発端です。 ▼<独自>高級コーヒーメーカー受領の兵庫県幹部を任意聴取 知事文書問題、収賄罪で告発状 鹿児島県警では、前生活安全部長(60)が県警内の現職警察官によるストーカー事案や盗撮事案の不祥事についてまとめた資料を札幌市のライターに郵送しました。前部長はこの件で5月末、職務上知り得た秘密を退職後
![トップに向けた「内部告発」と守られなかった通報者 たどり着く先は正義か私怨か](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/398c78df8f18891570a9fe72bed114f581af4ea3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2Fgu79rv6u3y00dxVEk4gf9l7Z3aQ%3D%2F1200x630%2Ffilters%3Afocal%28904x676%3A914x686%29%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2FTMAKQDKPDFOIJK3AGHMXJSFJPU.jpg)