情報処理推進機構(IPA)は4月2日、プログラム言語の「Ruby」が国際規格「ISO/IEC 30270」をして承認されたと発表した。日本発のプログラム言語がISO/IECの規格となるのは初めて。 Rubyは、1993年にまつもとゆきひろ氏が提案し、国内外で広く活用されている。IPAは2008年に「Ruby標準化検討ワーキンググループ」を設置して、言語仕様の国際規格化に向けた事業を行い、2011年3月にはJIS規格化を完了。日本工業標準調査会がISOとIECの合同技術委員会のISO/IEC JTC 1に提案していた。 3月31日までISO/IEC JTC 1の最終投票が行われ、「ISO/IEC 30270」として承認された。IPAは「Rubyが国際規格となったことで、Ruby言語仕様の安定性や信頼性が増し、Rubyを学ぶプログラマーの数、Rubyを採用する企業や組織の数が増大することが期待
ご挨拶 こんにちは、ロンドンのNew Bambooという会社でWebエンジニアとして働いている@makoto_inoueです。ここのところ、PusherというWebSocketのクラウドサービスの開発に関わっています。今回から3回に渡ってWebSocketに関する短期連載を担当させていただきます。 私を含めたNew Bambooの面々(我々は自分たちのことをBambinoと呼んでいます)がWebSocketになぜ興味を持ったかということからはじまり、実際にクラウドサービスを始めるまでにいたったストーリーをお話ししたいと思います。そのストーリーを通じて、WebSocketが切り開く「リアルタイムWeb」な世界への可能性や技術的課題を皆さんと共有できればと思っています。
Ruby作者のまつもとゆきひろ氏が、こんな呟きを残すニュースが伝わってきた。 ITMediaが、Twitterが検索フロントエンドをRuby on RailsからJavaに切り替えた結果、検索結果の待ち時間が1/3になったと報じている。Twitterでは、2011年春から以下のようにシステムを改善しており、(2)から(3)への移行で速度が大幅に改善したようだ。 Ruby on Rails ⇔ MySQL Ruby on Rails ⇔ Lucene(Java) Ruby on Rails ⇔ Blender(Java) ⇔ Lucene(Java) Blender(Java) ⇔ Lucene(Java) ※予定 1. RubyからJavaに乗り換えて速度向上の理由 公式ブログを見ている限り、3倍の応答速度と、10倍の同時接続が可能になった理由は、非同期I/Oに依存する所が大きいようだ。
Asset Pipelineを備えたRails 3.1のリリースに向けて、その根幹を担うSprocketsをちょっと触っておくことにした。 JavaScript dependency management and concatenation: Sprockets SprocketsはRubyで書かれたJavaScriptプリプロセッサで、複数のJavaScriptソースファイルを1つにまとめるのが主な機能。それによって以下のようなメリットがある。 複数のサイトやアプリケーションで共通するコードを再利用可能な形で切り出した構成にできる JavaScriptプラグインという単位でCSSや画像もまとめることができる JavaScriptファイルを1つにまとめてブラウザに読ませることによる高速化 HTTPリクエストの回数を減らすことができる JavaScriptをコメント付きの複数のファイルおよび
Rmagickで画像編集・グラフ描写 Ruby on Rails Rmagickとは、ImageMagickという画像編集ソフトをRubyで動かせるようにしたもの。Ruby on Rails RmagickではRmagickを使って動的に画像、グラフを作成する基礎を、多くのサンプルを紹介しながら説明。基礎的なリサイズ、反転、回転はもちろん、画像にエフェクトをかけるサンプルも紹介。もちろん基礎的な画像の読み込み、保存サンプルもあります。 RMagickってなんだろう? RMagickは動的に画像を生成してくれる 環境を整えよう ImageMagickとRmagick、graffをインストール(for Linux) 画像を加工してみよう(取り込み、リサイズ、回転など) RMagickで画像の取り込み方法 RMagickで画像をリサイズする方法 RMagickで画像を反転、回転する方法 RMag
Rubyの質問です。 gem install dbi としてインストール成功しています。 そして、プログラムを書いて実行したとき、dbiが見つからないとでます。 色々検索してみて同じ方法でやっているはずなのに・・・ どうすればdbiが使えるようになるでしょうか? [ソースコードの抜粋] require 'dbi' dbh = DBI.connect("DBI:ODBC:Driver={SQL Server};Server={server1};Trusted_Connection=no;AutoTranslate=No;Database=hogedb;", "sa", "") [エラーメッセージ] in `require': no such file to load -- dbi (LoadError) [gemの状態] C:\>gem list *** LOCAL GEMS *** dbi
David Heinermeier Hansson氏は8月31日、Web開発フレームワーク「Ruby on Rails(RoR) 3.1」をリリースした。数多くの新機能や修正が加えられており、Webアプリケーションのパフォーマンスを向上させるような仕組みが追加されている。 RoRはRubyで作成されたWebアプリケーション開発フレームワーク。MVC(Model-View-Contorol)アーキテクチャベースのフレームワークで、「設定より規約」や「同じことを繰り返さない」などの哲学により生産性の向上を目指している。 当初の予定より9日遅れのリリースとなったRoR 3.1では、アセットパイプライン(Asset Pipeline)、HTTPストリーミング、リバーシブルマイグレーション、デフォルトのJavaScriptエンジン変更の4つが特徴となる。 アセットパイプラインは、JavaScript
前回は、Rails 3.0 で導入された新しい Gem パッケージ管理ツール Bundler を紹介しました。 今回と次回はユーザー認証の仕組みをアプリケーションに追加します。 Devise Devise を利用すると、メールアドレスとパスワードによるユーザー認証機構を Rails アプリケーションに簡単に組み込むことができます。 現時点(2010/08/30)での最新版は 1.1.2 です。Gemfile を次のように修正してください。 source 'http://rubygems.org' gem 'rails', '3.0.0' gem 'sqlite3-ruby', :require => 'sqlite3' gem 'will_paginate', '3.0.pre' gem 'devise', '1.1.2' 続いて、Bundler でインストールします。 % bundle
これまで、Ruby on Railsでメッセージなどを日本語化する場合、Ruby-GetTextを用いたり、Gibberishなどのプラグインを用いたりする必要がありましたが、11/21にリリースされた2.2で標準で国際化(i18n)に対応したみたいです。 New Rails 2.2 i18n defaults http://weblog.rubyonrails.org/2008/11/18/new-rails-2-2-i18n-defaults コンソールで国際化を試す ここでは、簡単に国際化フレームワークを試してみることにします。 まず、プロジェクトを作成します。 $ rails i18n_test create create app/controllers create app/helpers create app/models ... create log/development.
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
(注)この記事の動作確認環境はRC1です。 以前、Railsはデフォルトでtmp/sessionsにセッションファイルを作り続けるため、sessionsフォルダ内のメンテナンスが必要であるという記事を書きました(こちら)。Rails2.0ではデフォルトでCookieStoreという新しいセッション管理機構を用いるため、上記処理の必要がなくなります。 CookieStoreの特徴 クッキーで情報を持つため余分なIOがなくなり高速 セッションファイルの管理が不要 セッションデータが4kを越える場合はCookieOverflowエラー*1 デフォルト設定 environment.rbを確認すると、以下のような記述が追加されています。 config.action_controller.session = { :session_key => '_application_session', :secr
RJSなら数行のRubyコードでAjaxアプリを作成できる:Ruby on RailsのRJSでかんたんAjax開発(後編)(1/4 ページ) ほんの数行のRubyコードで、Ajaxアプリケーションを 今回は、前回の「かんたんAjax開発をするためのRuby on Railsの基礎知識」に引き続き、Ruby on Rails(以降、Rails)が提供するRJSを使用したAjaxの開発の仕方について解説しています。 まだRailsを使ったことがない方でも大枠の理解ができるように、前回はRuby言語やRailsの基本部分を解説しました。後編である今回はいよいよ本題のRJSの解説をメインに進めていきます。RJSを利用すれば、ほんの数行のRubyコードを書くだけで、非常に簡単にアプリケーションをAjax対応できることを解説していきます。 もう一度、サンプルをおさらい 今回のサンプルプログラム(拡大
私がプログラミングを始めたのは中学校3年生のときでした。父が買ってきたシャープのポケットコンピュータ(PC-1210)でBASICを使うようになったのです。わずか400ステップしか入力できない小さなコンピュータでしたが、それでも自分の命令したとおりに動作するポケコンを見ていると、自分にはなんでもできるようなそんな「万能感」を感じさせてくれました。 それから四半世紀以上たちましたが、私がプログラミングから感じる「わくわく」は少しも減ることはありません。むしろ、どんどん増えているように感じます。長いプログラム経験を踏まえて、いま、感じるのは、 プログラミングは人生だ ということです。プログラムには人生のあらゆる側面が詰め込まれています。文字どおり、人生そのものといってもいい過ぎではないでしょう。……うーん、やっぱり、いい過ぎかな。 プログラミングはスポーツだ 皆さんの多くは若いときにスポーツに
rails でコントローラを作ろうとしたら以下のようなエラーがでて、 ちょとはまりました。 $ ruby script/generate controller main /usr/local/lib/ruby/gems/1.8/gems/rails-2.0.2/lib/ initializer.rb:159:in `require_frameworks': no such file to load -- openssl (RuntimeError) これは opensslがないよー と言われているので、 $ cd /usr/local/src/ruby-1.8.6/ext/openssl/ $ ruby extconf.rb # make # make install としてやることで解決! ちゃんと openssl がインストールされているかどうかは、 $ ruby -r openssl
ひがやすを blog - 典型的なRails屋はERBを使うことに何の疑問を持っていない なんか消されてるけど、何で消したんだろう。もったいない。 『典型的なRails屋はERBを使うことに何の疑問も持っていない』というのはほんとその通り。eRuby は大変シンプル(50行もあれば実装可能)なわりにすごく便利だから、ビュー層にeRubyを採用すること自体は悪いことではない。しかし、HTMLテンプレートのデザインが崩れるeRubyは、ビュー層としては最善手ではなくあくまで次善策にしか過ぎない。それなのに、eRubyが最高だという考え方をしている連中がときどきいるので困る。 これの一番の元凶は、Rails作者であるDHHだと思う。彼はどうやらeRubyこそが最高だと思い込んでいるふしがある。eRubyは、テンプレート独自の言語を使っていないという点ではいいんだけど、テンプレートのHTMLデザイ
Welcome to LibXML Ruby The LibXML-Ruby project provides Ruby language bindings for the GNOME Libxml2 XML toolkit. It is free software, released under the MIT License. LibXML's primary advantage over REXML is performance - if speed is your need, these are good libraries to consider, as demonstrated by the informal benchmark below.
プロジェクト管理ツールの必要性 みなさんのプロジェクトは上手に運営できていますか? プロジェクトメンバーのタスクの進捗管理はできていますか? 問題・課題管理はスムーズに行えていますか? ExcelやWord、紙資料を用いた管理で、作業が煩雑になっていませんか? 進捗報告ミーティング用の会議資料作成やチームメンバとの情報共有のために、大きく時間を取られていませんか? ファイルサーバには必要かどうか判断できない無駄な資料があふれかえっていませんか? ソースコードはきちんと管理されていますか? リリース用のソースコードに、どんな機能が盛り込まれ、どんな不具合が解決したのか、ちゃんと把握できてますか? プロジェクトが混沌としてくると、ドキュメントやソースコードの構成管理がぼろぼろになり、プロジェクトメンバの作業の進捗具合をリーダが見通せなくなります。その結果、上記のような問いかけに対して「できてい
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