1997年に公開されたジェームズ・キャメロン監督の映画『タイタニック』。 主演のレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットにとっても代表作といっていいんじゃないでしょうか。 大ヒットしたこの映画について、ぼくのみかたが180度変わったってハナシ。 今までの、ぼくにとっての『タイタニック』 ぼくはまぁ積極的に映画を観るほうではないのですが、観た映画の中でもこの『タイタニック』はハッキリ言うとかなりキライでした。 ただ単にぼくが天邪鬼で、ヒットしてる作品は映画に限らず毛嫌いする傾向があり、それだけの理由で「嫌いだ」って思っちゃうことは認めます。若い頃は今よりそういうのひどかったし。「できるだけ大金と技術を投入しても大作はできても傑作はできないのだ」とか言って『タイタニック』と『ファイナルファンタジーⅦ』を引き合いに出すのは常套手段でした。 でもこの『タイタニック』の場合はそれだけではなく