「AneCan」(小学館)5月号 先月号のレビューでもチラリと触れた、蛯原友里さんと高垣麗子さんの「AneCan卒業」。実際の卒業は、蛯原さんは6月号、高垣さんは7月号ということで、今月の「AneCan」(小学館)5月号から「YURI&REIKO 卒業Special」が始動しました。それにしても、これからの「AneCan」は一体全体どうなってしまうのでしょう。屋台骨2本を失った今、荒波の雑誌業界で生き残れるのでしょうか。 現役モデルの皆さんはもちろん綺麗で可愛いですし、毎号の企画も面白いですが、何かが足りないような……。残される御三家のうちの1人である押切もえさんに期待がかかりますが、山本周五郎賞の候補に選ばれたり、ワイン仕事が広がっていたりと、他分野での居場所作りに熱心なご様子。だけど、不器用で真面目な押切さんのこと、「AneCan」と真っ向から向き合い、雑誌業界での“生き残り”にかけて