稼働率100%超、利益率50%超……高コスト体質であるホテル業界にあって最高水準の利益をたたき出し続ける理由は何か。東京オリンピック開催を見据え、異業種が続々と参入する驚異の高収益業界ビジネスホテルの光と闇に迫る! やるからには天下を取る ビジネスホテル業界を席巻する超大手たちはどのようにその地位を築き、どのような戦略を練っているのだろうか。 東京都港区赤坂。ここにひときわ目を引くビルがある。「私が社長です」というテレビCMでもおなじみの元谷芙美子社長の巨大な看板を掲げるアパホテルの本社である。 「スタートしたのは金沢でしたが、やるからには天下を取るつもりだった」 そう語るのはアパグループの代表、元谷外志雄だ。芙美子社長が広告塔となり爆発的に知名度を上げる一方で、元谷代表の大胆な経営戦略により、アパグループは急激な成長を遂げている。 「天下を取るために、ホテルチェーンや会員システムをつくろ
カリフォルニア州マウンテンビューのグーグル本社に行ったときの印象を一言で表せば、「遊んでいるな」というものだった。 会社の敷地は、まさに大学のキャンパスのよう。目立つところに、巨大な恐竜の化石のレプリカ(ティラノサウルス!)があった。自転車やスケートボードが、いろいろな所に転がっている。セグウェイで行き交う人もいる。 清涼飲料水を売る自販機は無料。食堂(カフェテリア)も無料。ハッカーが何も気にしないで仕事に熱中するには、最高の環境が実現されていた。 「おもちゃ箱をひっくり返したような」空間。そのあちらこちらで、世界を変えるようなプロジェクトが進んでいる。脳科学の視点から見ても、グーグルのキャンパスの雰囲気は、興味深いものであった。 世間では誤解があるようで、「仕事」と「遊び」は別だと考える人が多い。特に、日本人はマジメ。「仕事」に「遊び」を持ち込むなんて、とんでもないという意見が目立つ。
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