先週ロサンゼルスで開催された世界最大級のゲーム見本市、エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ(E3)。その熱気たるや、先の大統領選挙も顔負けだった。 この見本市に「出馬」したのはマイクロソフトのXbox Oneとソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のプレイステーション4。Xboxが8年ぶり、プレイステーションが7年ぶりの新製品発売を予告して以来、ゲーマーたちはその発表を待ち受けていた。その期待度は、リーマン・ショック後の景気後退による購買力の減少もものともしない勢いだ。 そして待ち望んだ瞬間がやって来た。勝負は、プレイステーション4の圧勝だった。堂々たるゲーム機の王者の誕生だ。 ゲームのニュースサイト、IGNが8万4000人のユーザーを対象に行った人気投票によると、75%がプレイステーション4を一番のゲーム機に選んだ。その差はあまりに圧倒的だったので、Xbox One
アジア新興国の消費市場が注目されている。その中で、アジアのアッパーミドル(中上位所得層)の台頭が顕著であり、今後の日本企業のアジア新興国における販売戦略に大きな影響を与えるものと思われる。 存在感を増すアッパーミドル 2007年の金融危機が表面化するまでは、世界経済は新興国を中心に大きく成長していた。BRICsなどの新興国の台頭から、2007年版のジェトロ白書(現在はジェトロ世界貿易投資報告)は、新興国の中間所得層(可処分所得が5,000ドル以上、3万5,000ドル未満)への対策の一環として、高級品と低価格品の両面戦略を打ち出した。 しかしながら、たった6年前の当時においても、高級品は当たり前として、低価格品を売り込むことは日本の戦略としてふさわしくないとの反応があった。今日では、BOP(貧困層、推定40億人以上)向けビジネスで見られるように、1日当たり8ドル以下で生活している所得階層向け
関東甲信地方は平年より10日早い5月29日に梅雨入りとなりました。6月上旬は晴れの日が続いて空梅雨の様相でしたが、一転して6月中旬以降は梅雨時期らしいどんよりした曇りや雨の日となっています。長いこと雨の日が続くと、気分が落ち込みがちになることもよくあります。 ところで近年、経済学に心理学的手法を導入した行動経済学分野が発展し、これを金融分野に応用した行動ファイナンスの研究が盛んに行われています。また心理学では「天気がよい晴れの日のほうが幸福感や満足感を高く感じる」ということが、実証実験により示されています。このような関係が、投資の世界についても言えるか、今回は天気と投資の関係について分析してみました。 分析に際して、株式市場全体の株価を表わす代表的な指数であるTOPIXの1993年~2012年の20年間の日次収益率(注1)を使い、その日の天気(注2)の分類に従って、平均日次収益率を計算しま
平成24年度インターネット・携帯電話利用に関する実態調査報告書について 平成25年6月27日 教育庁 東京都教育委員会は、これまでも、各公立学校における児童・生徒のインターネット・携帯電話の安全な利用に関して情報モラル教育を積極的かつ継続的に推進しています。 この度、平成24年度インターネット・携帯電話利用に関する実態調査の結果をとりまとめ、それを踏まえ「平成24年度インターネット等の適正な利用に関する指導事例集・活用の手引」及び「児童・生徒向けリーフレット」を作成し、都内全公立学校及び区市町村教育委員会に配布しましたのでお知らせいたします。 1 平成24年度インターネット・携帯電話利用に関する実態調査報告書 (1) 調査結果の概要等 別紙のとおり (2) 調査実施時期 平成25年1月10日から2月6日まで (3) 考察と対応 携帯電話の利用(保有)状況は上昇 ⇒ 小学校の早い段階からの指
総務省では、電気通信事業報告規則(昭和63年郵政省令第46号)の規定による電気通信事業者からの報告等に基づき、平成24年度第4四半期(3月末)の電気通信サービスの契約数及びシェアについて、別紙のとおり取りまとめましたので公表します※。 なお、本年2月に電気通信事業報告規則を改正し、移動系データ通信サービスに係る報告事項の追加等を行ったことを踏まえ、今期より、データ通信サービスの契約数の取りまとめ方を変更しています。 1 移動系通信 携帯電話・PHSの契約数(MVNO含む)は1億4,113万(前期比+2.0%)と増加が続いています。携帯電話の契約数は1億3,604万(前期比+2.0%)と増加が続いています。また、PHSの契約数については、509万(前期比+3.0%)と増加が続いています。 携帯電話・PHSの契約数のシェアについては、NTTドコモは43.6%(前期比▲0.5ポイント)と減少が続
2013年6月、インドとイスラエルの期待される協力関係にサイバーセキュリティ分野も追加された、とイスラエルのTIMES OF ISRAELが報じた(※1)。インドとイスラエルのサイバーセキュリティ分野での協力から今後のサイバースペースにおける同盟について見ていきたい。 イスラエル「Israel-Asia Fellowship」による人材育成 イスラエルでは「Israel-Asia Fellowship」というプログラムで8カ月の研修があり、生徒はアジア各国からイスラエルに来てテルアビブ大学などで特定の分野を学習し、将来にわたってイスラエルとその国とのパートナーシップにおいてリーダを育成するものである。サイバーセキュリティの分野でインドからの学生がイスラエルに来て学習をしている。 インドの学生は「イスラエルにはインドが必要としているサイバーセキュリティに関する洗練された技術があり、インドにと
コミック用DTP制作システムから電子コミック向け制作、EPUB制作へ 国内の出版市場において、コミックは大きな存在感を持っている。 電子コミックの制作・流通とEPUBオーサリング技術について、共同印刷コンテンツビジネス開発グループの多田直氏、富士フイルムの三上氏、山崎氏に話を聞いた。 コミック製版から電子化への流れ 週刊少年ジャンプはピーク時に毎週630万部を発行していたが、現在は300万部前後と言われている。依然として、国内最多の発行部数の週刊誌である。 その製版印刷は共同印刷が担当している。以前のマンガ誌の製版は、ネーム(吹き出し)部分の写植を原画の上に貼り込み、スキャンする方式が続いていた。DTPが主流になっても、なかなか写植から移行することができなかった。これは、入稿から出校まで2時間半という極端な短納期や、DTP上でコミック特有の書体バリエーションが利用できないことが原因だった。
数字で会社を読む 週刊ダイヤモンドで好評連載中の「数字で会社を読む」。各業界・企業を担当する第一線の記者が、ポイントを絞った財務分析で企業・産業に切り込みます。 バックナンバー一覧 三菱自動車が経営再建の総仕上げに入っている。復配にめどをつけた次の課題は優先株の処理である。来年6月のXデーに向けて、三菱御三家による水面下の交渉が始まっている。 集中治療室から一般病棟へ移る準備が着々と進んでいる。三菱自動車の再建がヤマ場を迎えているのだ。 6月25日に開催される定時株主総会にかける議案が発表された。その柱は、資本金と資本準備金を取り崩して単体累積損失9246億円を解消したり、優先株(詳細は後述)から普通株への転換に備えて株式発行枠を実質的に拡大したりする、というもの。 三菱自動車にとって、「(普通株の)復配」と「優先株の処理」という二大課題は経営再建の最低条件だった。累損の解消により、199
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く