「ブランド戦略サーベイ2014」の調査結果の中から、話題の業界や企業の動向を紹介してきましたが、今回が最終回です。最後に取り上げる企業は日本のSNSの草分け的存在であるmixi(ミクシィ)です。 mixiの2014年のPQスコアは総合、ビジネスパーソン、コンシューマー(消費者)のいずれも13年の前回調査から上昇に転じました。総合が335から33ポイント上がって368。347だったビジネスパーソンは46ポイントの大幅アップで393。消費者は337から353へ、16ポイントでしたが改善しました。 mixiがサービスを開始したのは04年2月。10年に会員数が2000万人を突破し、11年には月間の利用者が1500万人を超えました。「ブランド戦略サーベイ」では09年から調査対象になり、総合スコアは422。翌10年には437にアップしました。 しかし、mixiのスコアは10年がピークで、以後、総
(B)=ビジネスパーソン、(C)=コンシューマー LINEの躍進に押され気味のフェイスブックですが、ビジネスパーソンの間ではLINEと互角に渡り合っています。PQのスコアこそ2ポイント差でLINEに軍配が上がりましたが、「ブランドプレミアム」や「ビジネス有用度」のスコアは3社中トップでした。ビジネスでの活用度ではフェイスブックにやや分があると言えそうです。ただ、LINEとは対照的にコンシューマーで伸び悩んでおり、特に「独自性」で大きくスコアを落としているのが気になります。今後、どう個性を打ち出していくかが課題となりそうです。 図表4 SNS各社のPQ-B(ビジネスパーソン)スコア時系列比較 ※( )内は順位 図表5 SNS各社のPQ-C(コンシューマー)スコア時系列比較 ※( )内は順位 ツイッターは総合、ビジネスパーソン、消費者のいずれも増加幅がフェイスブックを上回りました。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く