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ブックマーク / natalie.mu (6)

  • 岸田繁(くるり)のルーツをたどる | アーティストの音楽履歴書 第46回

    アーティストの音楽遍歴を紐解くことで、音楽を探求することの面白さや、アーティストの新たな魅力を浮き彫りにするこの企画。今回は岸田繁のルーツを探る。1996年にくるりを結成し、同バンドで活躍する一方で、ソロ名義では映画音楽のほか、管弦楽作品や電子音楽作品なども手がける岸田。そんな彼の音楽遍歴とは? 取材・文 / 大谷隆之 「なんか心が気持ちいいなあ」音楽は自分だけが知ってる喜びだった実家の近くに、チンチン電車が走ってたんです。真夏の暑い日に、職員さんが車庫の軌道敷に水を撒いていて。おじいちゃんか誰かに連れられて、それを見ていたのを覚えています。京都の市電が廃止されたのが昭和53年9月なので、僕が2歳半くらいの頃かな。たぶんそれが、僕の中で一番古い記憶ですね。 父親がクラシック音楽好きで、休日はよく家でLPレコードを聴いていました。ベートーヴェンとかチャイコフスキーとか、わりと王道のやつです。

    岸田繁(くるり)のルーツをたどる | アーティストの音楽履歴書 第46回
  • 「天国大魔境」特集 石黒正数インタビュー - コミックナタリー 特集・インタビュー

    四季賞を獲っても連載が持てるまで18年かかる、すげえ雑誌 ──石黒さんは、アフタヌーンが主催する四季賞を受賞したのがデビューのきっかけですよね。「天国大魔境」第1話の扉ページには「四季賞から18年。堂々帰還」と書かれていましたが、帰還しての思いは? 5年で戻ってきたら帰還かもしれないけど、なにせ18年ですからね。今の読者が当時の俺を知ってるわけないし、ほとんど新人みたいな心境です。なんせハードルの高い雑誌なもんで、プレッシャーしかないですね。 ──18年も間が空いてしまったというのは不思議ですね。受賞後すぐに連載という話になりそうなのに。 そこはもうシンプルな話で、単純に面白いネームを描けなかっただけですね。担当編集さんからは「受賞作のようなテイストで、連載もできる読み切りを描いてくれ」と言われていたんですけど、そんな器用なことが新人の頃の俺にできるわけがなく……。マンガ家になってずいぶん

    「天国大魔境」特集 石黒正数インタビュー - コミックナタリー 特集・インタビュー
  • 吉田豪が語るアイドルソングとの親和性 | 渋谷系を掘り下げる Vol.7

    渋谷系を掘り下げる Vol.7 [バックナンバー] 吉田豪が語るアイドルソングとの親和性 「渋谷系は無価値なものに価値を与える文化」 2019年12月25日 19:00 609 106 1990年代に日音楽シーンで起きた“渋谷系”ムーブメントを複数の記事で多角的に掘り下げていくこの連載。7回目は吉田豪へのインタビューを掲載する。この連載では、日音楽史において重要な位置にありながら極めて実態のつかみにくい“渋谷系”について、主にムーブメントの中核を担ったアーティストや関係者の証言をもとに考察を進めてきた。しかし渋谷系が起こした波紋はアーティストに紐付いた文脈の中だけではなく、文脈外にも広がっているのではないか。それまでの日音楽シーンにはなかった多種多様なサウンドとビート、豊かなコード感覚を持ち込んだ渋谷系の音楽は、同時代から現在に至るまで多くのクリエイターの耳を刺激し、さまざまな

    吉田豪が語るアイドルソングとの親和性 | 渋谷系を掘り下げる Vol.7
  • サカナクション、Chara、フジファブリック、女王蜂、米津玄師らを手がける土岐彩香の仕事術(前編) | エンジニアが明かすあのサウンドの正体 第9回

    誰よりもアーティストの近くでサウンドと向き合い、アーティストの表現したいことを理解し、それを実現しているエンジニア。そんな音のプロフェッショナルに同業者の中村公輔が話を聞くこの連載。今回は、これまで実に多くのバンドがレコーディングを行っている青葉台スタジオでキャリアをスタートさせフリーに転身した土岐彩香に登場してもらった。前編ではCharaとサカナクションのレコーディング話を中心にお届けする。 取材・文 / 中村公輔 撮影 / 大槻志穂 構成 / 丸澤嘉明 好きな曲を好きなように聴けたら最高──土岐さんがエンジニアになったきっかけを教えてください。 高校生の頃にバンドを組んでギターとコーラスをやっていたんですけど、自分で演奏するよりも没頭して音楽を聴くほうが好きだったんですね。父親がちょっと大きめのコンポを持っていて、6バンドくらいの簡易イコライザーが付いていたんですよ。それで、「この曲は

    サカナクション、Chara、フジファブリック、女王蜂、米津玄師らを手がける土岐彩香の仕事術(前編) | エンジニアが明かすあのサウンドの正体 第9回
  • 佐藤伸治(フィッシュマンズ)(前編) | 音楽偉人伝 第14回

    音楽偉人伝 第14回 [バックナンバー] 佐藤伸治(フィッシュマンズ)(前編) “覚醒”へと続く道のり 2019年10月31日 20:00 3369 120 × 3369 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 541 1803 1025 シェア 日音楽史に爪痕を残すアーティストの功績をたどる連載。6人目に取り上げるのはフィッシュマンズの佐藤伸治だ。佐藤の没後20年を経た今もなお、フィッシュマンズの楽曲は時代を超え多くのミュージシャンに影響を与え続けている。稿では佐藤ならびにフィッシュマンズが残した足跡を前後編にわたり振り返っていく。前編は学生バンドとしてスタートした彼らがメジャーデビューを果たし、作品ごとに音楽的な研鑽を重ね、マイペースながらも成長していく過程をたどる。 文 / 小野島大 高まる再評価早いものでフィッシュマ

    佐藤伸治(フィッシュマンズ)(前編) | 音楽偉人伝 第14回
    marukot-ch
    marukot-ch 2019/11/01
    そんなに昔のバンドだったのか
  • 18歳の若さでこの世を去った天才アーティスト、imoutoidが遺したもの

    かつてimoutoidという若きサウンドクリエイターがいた。中学生の頃からコンピュータでトラック制作を始め、自作の音源をインターネット上に公開するようになった彼は、その才気みなぎるハイクオリティなサウンドが注目され、若くして音楽ファンやネットユーザーたちから“天才”と呼ばれ絶大な支持を得るように。当時メジャーレーベルなどからも多数の音源制作やライブ出演を依頼されていたとのことだが、将来に大きな期待が寄せられている中で、彼は2009年4月に心不全により天国へと旅立った。まだ18歳だった。 文 / imdkm imoutoidが生きた時代京都に住んでいた頃、imoutoidとは何度か会った。一緒にイベントもやった。名前は「セプテンバー9月」。出演は私、imoutoid、tofubeats、tomad。しかしなんてナンセンスなイベント名だろう、これも彼が発したひと言が命名のきっかけだった。 こう

    18歳の若さでこの世を去った天才アーティスト、imoutoidが遺したもの
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