人工知能、AI、機械学習、ニューラルネットワーク、ディープラーニング…これらの言葉が世間ではよく聞かれるようになっています。よく聞く言葉だけれども、よくわからない、自分の身近なものではなさそうと思っている方も多いのではないでしょうか。本講座では、AI に関わる基本知識だけでなく、事例や具体的にそれがどのような仕組みで動いているかも紹介します。AI の基礎を理解し、AI をどう活用できるかのヒントがつかめるように、本講座で学びます。
歌声合成の世界は、従来のVOCALOIDなどとは一線を画す、AI歌声合成に対応したソフトが次々と発表され、明らかに新たな時代に突入しました。その時代を動かすキッカケになったのが2020年2月に発表された「AIきりたん」でした。これは国の研究予算で作られた研究者向けの音声合成検証用データベースをディープラーニングすることで作られたAI歌声合成システムで、NEUTRINOというソフトを用いて、東北きりたん(CVは茜屋日海夏さん)の歌声を合成するというもの。その歌声のデモを聴き、そして私自身の手でも歌声合成させてみたところ、あまりにも人間的にリアルに歌うことには度肝を抜かされました。 それから1年。2021年2月12日に、東北きりたんのCeVIO AI版が発売されることになりました。この話を聞いて「あれ?すでにNEUTRINOがあるのにどういうこと?」、「NEUTRINOとCeVIO AIって競
「生成Deep Learning」を読みました 生成に特化したAIの本「生成Deep Learning」を読みました。 生成 Deep Learning ―絵を描き、物語や音楽を作り、ゲームをプレイする 作者:David Foster発売日: 2020/10/05メディア: 単行本(ソフトカバー) 独創力とは、思慮深い模倣以外の何ものでもない とは18世紀フランスの哲学者ヴォルテールの言葉とのことですが、AIによる模倣と創造の境界に関して考えさせられるような本でした。 本の内容は、オートエンコーダからはじまりGANでの画像生成、文章生成、音楽生成。アテンション、強化学習の世界モデルまでとタイトル通り生成系のAI技術を幅広くカバーしています。 結構骨太で、AIの本は1冊目という人が読む本ではなくて、何冊かAI関係の書籍を読んで、ある程度自分で実践して、生成系のAI(Auto Encoderと
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