3万6177人の大観衆が集結した29日の大阪・市立吹田サッカースタジアムで行われたガンバ大阪対セレッソ大阪。暫定首位のセレッソが前半から押し込み、後半立ち上がりに杉本健勇の先制点が飛び出す中、ガンバは凄まじい反撃を見せた。65分に新戦力FWファン・ウィジョが巧みなヘッドで同点弾を挙げると、その12分後には井手口陽介の左CKから逆転ゴールを奪う。ニアサイドのフリースペースに絶妙の飛び込んだのは、今季から最終ラインを統率する22歳のDF三浦弦太。 「陽介からいいボールが入りましたし、相手がゾーンディフェンスで来ていて自分にはマークがついていなかった。それを狙っていたんで、いい入り方ができてよかった」と本人もしてやったりのゴールを決め、勝利を決定づけた。最終的に、ガンバは途中出場のアデミウソンがダメ押しとなる3点目を奪って3-1で完勝。今後のタイトル争いに向けて大きな弾みをつけることに成功した。