2013-11-15 国内テック系メディアは元記事を読まないのか? 11月11日ポッキーの日、僕が書いた記事「iPad Air炎上報道とマンU香川移籍報道にみる、ひとつの共通点」について、少し付け足しておきたい。 記事の内容は、誤報の連鎖について取り上げたもの。 オーストラリアでiPadの炎上事件が発生したのだが、最初に事件を取り上げたメディアでは「iPad」が燃えたとしか書かれていなかったのに、それが他のメディアに取り上げられていく過程で最新機種である「iPad Air」が燃えたという記事に伝言ゲーム的に変化していき、それが国内ブログメディアでもそのまま報じられたことについて、簡単に分析したものだ。 一本記事を書いたし、もういいかなと思っていたのだが、昨日と今日で新しい記事が出ていたので、まだほとんど誰も読まないであろうこのブログで思うところを書いておきたい。 WIRED→産経など大手メ
https://blog.twitter.com/2013/new-tweets-per-second-record-and-how 少し前、8月のTwitterエンジニアブログのエントリーですが、アーキテクチャー変更について触れているポストなので、取り上げてみます。 1) 背景 2010年のワールドカップ時点でのトラフィックがさばききれなかった時点での状況は、 200人のエンジニアが、単一のRailsのコードベースで大量のユーザとトラフィックに対応する構造であった。 MySQLのストレージシステムは、一つのマスタと一時的にシャーディングされるスレーブの構成で、読込み/書込みともにスループットの限界にきている箇所がでていた。 フロントエンドのRubyマシンは期待通りのトラフィックをさばけていなかったが、技術的な解決ではなく、サーバの追加でしのいでいた。 コードベースは、可読性とパフォーマン
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