iOS13では、サードパーティアプリが位置情報を利用しようとすると、ユーザーに許可するか否かを選択させるための通知が定期的に表示されます。この仕様については、以前からユーザーのみならず企業にも影響を与えることが予測されてきましたが、広告業界も少なからず対応を迫られているようです。 大半のユーザーが拒否設定を選択 データ照合企業Location Sciencesの調査によると、同社がモニタリングしているiPhoneユーザーのうち、約7割がリリースされてから6週間以内にiOS13をインストールしました。このうち80%が、バックグラウンドで位置情報をトラッキングするアプリすべてを停止したそうです。 広告トラッキング企業Teemoも、アプリを利用していない時もデータを共有することを望む(オプトイン)ユーザーの割合は、50%以下だと指摘します。ところが3年前であれば、この割合は100%に近かったので