日本代表への待望論が沸き起こる闘莉王。東アジアカップメンバーへの招集はあるのか 【Getty Images】 先のコンフェデレーションズカップで3試合9失点と散々な結果に終わったザックジャパン。世界トップクラスの攻撃の前に、無残に破られたDFラインへのテコ入れが急務とされる今、長らく代表復帰を待望されてきたDFの名前が盛んに語られるようになってきた。名古屋グランパスの田中マルクス闘莉王である。 南アフリカワールドカップ(W杯)から3年、アルベルト・ザッケローニ監督指揮下では一度もプレーしたことはない(編注:2010年9月に招集されたが、負傷により辞退している)。しかしセットプレーの守備に代表される、空中戦でのディスアドバンテージが目立つ現代表において、闘莉王の高さと強さは魅力以外の何物でもない。それだけでなく、ビルドアップ能力においても、ロングフィードの精度においても、果てはFWとしても機