防犯対策などのため、インターネットにつないで、スマートフォンやパソコンで自宅などの映像を確認できる「ネットワークカメラ」は、ハイビジョンより画質が鮮明な4K対応の商品など、新商品の投入が相次いでいて、通信速度の向上などによって、市場が急拡大する見通しです。 また、情報通信機器を扱う「アイ・オー・データ機器」は、家庭向けの需要を見込んで映像が見られるだけでなく、マイクを使って外出先から自宅にいる子どもや、お年寄りに話しかけられる商品を投入しています。アイ・オー・データ機器の細野昭雄社長は「ここ数年部品の単価が下がったことや、通信速度が上がったことで、急速に普及が進んでいる」と話しています。 民間の調査会社「富士経済」の予測では、ネットワークカメラの国内の市場規模は、去年の250億円余りから2年後には1.5倍の390億円と、市場が急拡大する見通しになっています。 ただ、カメラがインターネットに