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ブックマーク / engineer.fabcross.jp (5)

  • 手書きの方がタイピングよりも学習効果が高い――脳波比較による研究で明らかに - fabcross for エンジニア

    ノルウェー科学技術大学が2024年1月26日、手書きとキーボードタイピングとの学習効果の違いを、脳波検査により比較した研究結果を発表した。昨今のデジタルデバイスの普及により、手書きの機会は大幅に減少しており、ペンを執った時、漢字やスペルが出てこないという経験に身に覚えがある人も多いのではないだろうか。研究結果によると、手書きの方が記憶の形成や情報のエンコード、つまりスペルを正確に覚えることに役立ち、学習効果が高いという。 今回の研究では36人の大学生に256個のセンサーを搭載した脳波測定用ネットを頭に装着してもらい、表示された文字をデジタルペンで画面に手書きする時とタイピングした時の脳波を比較した。手書きした場合はさまざまな脳の領域で接続性が増加したが、タイピングした場合は増加が見られなかった。ペンを使用する際の正確に制御された手の動きによって得られる視覚情報と運動情報が、脳の接続性を促進

    手書きの方がタイピングよりも学習効果が高い――脳波比較による研究で明らかに - fabcross for エンジニア
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    masa0x80 2024/03/06
  • 光の速度より速い物体が存在する可能性――超光速の視点から特殊相対性理論を拡張 - fabcross for エンジニア

    超光速の視点から特殊相対性理論を拡張し、量子力学の基原理を取り入れることが可能になるという理論の研究が発表された。超光速の世界は、3つの時間次元と1つの空間次元からなる時空で説明され、さらには超光速の物体が当に存在する可能性もあるとしている。この研究は、ポーランドのワルシャワ大学と英オックスフォード大学によるもので、2022年12月30日付で『Classical and Quantum Gravity』に掲載された。 1905年に発表された特殊相対性理論によって、3次元空間に時間が4つ目の次元として加わり、これまで別々に扱われてきた時間と空間の概念がまとめて扱われるようになった。特殊相対性理論は、ガリレオの相対性原理と光速の不変性という2つの仮定に基づいている。 この2つのうち重要なのはガリレオの相対性原理だ。この原理では、全ての慣性系において物理法則は同じであり、全ての慣性観測者は同

    光の速度より速い物体が存在する可能性――超光速の視点から特殊相対性理論を拡張 - fabcross for エンジニア
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    masa0x80 2023/02/11
  • マイクロ波を電気に変換する高感度ダイオードを開発――無電源でのインフラモニタリングが可能に - fabcross for エンジニア

    科学技術振興機構と富士通、首都大学東京の共同研究チームが、ナノワイヤ形状のバックワードダイオードを用い、微弱な電波を電気に変換できる、高感度な整流素子を開発した。5G通信時代の到来により豊富に存在することになる微弱電波を、環境発電(エネルギーハーベスティング)に活用できると期待される。研究成果は、2019年9月26日にポーランドで開催された固体デバイス研究に関する国際会議(ESSDERC)で公表された。 格的な5G通信やIoT時代の到来を前にして、基地局から発信される微弱電波(マイクロ波)を電気に変換する環境発電技術が注目されている。環境中の電波から発電する装置には、電波を集めるアンテナと、電波を整流するダイオードが必要になるが、マイクロ波に対するダイオードの感度は、整流特性の急峻性と浮遊容量に大きく依存する。一般に、電力変換用のダイオードとしては、金属と半導体の接合における整流作用を利

    マイクロ波を電気に変換する高感度ダイオードを開発――無電源でのインフラモニタリングが可能に - fabcross for エンジニア
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    masa0x80 2019/10/21
  • 「スマート」ガラスを用いた画像認識技術――電源も電子回路も不要 - fabcross for エンジニア

    「スマート」ガラスを通過する光線が、後方面(右端)で光エネルギー集中スポット・パターンを生成し、ディープラーニングにより手書き数字の識別が可能になる。 IMAGE COURTESY ZONGFU YU ウィスコンシン大学の研究チームが、電源や電子回路、センサーなどを必要としない「スマート」なガラスを用いた画像認識技術を考案した。サブ波長サイズの気泡や異相が多数配置されたガラス材料において、画像から発射された光が反射や回折、吸収を繰り返した後、ガラス後方面で一定の光エネルギー集中スポットを生じることを利用し、ディープラーニングを通じて画像認識を実現するというもので、研究成果は、2019年7月8日発行の『Photonics Research』誌8月号に掲載されている。 顔認識をはじめとして、人工知能ニューラルネットワークによる画像認識は、様々な分野で開発されている。画像認識におけるひとつの問題

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    masa0x80 2019/08/07
  • メガネが不要になる目薬――屈折率を補正する目薬「Nanodrops(ナノドロップス)」 - fabcross for エンジニア

    イスラエルのバル・イラン大学のDavid Smadja 博士は、エルサレムメディカルセンターで開かれた研究デーにおいて、近視や遠視を調整する目薬「Nanodrops(ナノドロップス)」を発表し、眼鏡が不要になるかもしれないと話題を呼んでいる。研究成果は論文「Nanodrops for restoring refractive errors」として2017年10月にリスボンで開催されたESCRS(European Society of Cataract & Refractive Surgeons:欧州白内障屈折手術学会議)において、ポスター発表されている。 Nanodropsは、屈折誤差を補正するための特定の光学的特性を有するナノ粒子を含有する目薬だ。ブタを使った実験では、異なる濃度の合成ナノ粒子を含む目薬を点眼し、その前後で角膜内部の屈折変化、角膜屈折率、および角膜形状の変化を電子顕微鏡検

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    masa0x80 2018/03/10
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